...とを区別しないことこそ由々しい誤謬ではないのか...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...論理的に云っても由々しい誤謬なのである...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...夫は由々しい誤算である...
戸坂潤 「唯物論とファッシズム」
...すなわち時代の由々しい病弊ではありますまいか? あんただってそうお考えでしょう? え...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...由々しい顔をしてゐるよ...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集≪学校時代の詩≫」
...由々しいことでして...
久生十蘭 「西林図」
...嘘にもせよそんな計画があるとすれば由々しい問題だから...
久生十蘭 「魔都」
...由々しい大問題が惹起する...
久生十蘭 「魔都」
...由々しい問題だと私は思ふ...
吉川英治 「折々の記」
...しかも徳川家と札値を爭つたなどゝいふ由々しいことになつたのは...
吉川英治 「折々の記」
...洛陽はたちまち壊乱(かいらん)する」「てまえも案じていますが」「由々しいものを見のがしておった...
吉川英治 「三国志」
...由々しい大事となろうかも知れぬ」と...
吉川英治 「三国志」
...捨ておきがたい兆(きざ)しではありますまいか」「もとより由々しい大事だが――それについて...
吉川英治 「三国志」
...「由々しい問題じゃ...
吉川英治 「新書太閤記」
...「由々しい大事」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...その出所はよくわからんが……」などと由々しい事柄を...
吉川英治 「新書太閤記」
...由々しい変がありそうだと申すは...
吉川英治 「新書太閤記」
...これは彼として由々しい不利とおもう...
吉川英治 「新書太閤記」
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