例文・使い方一覧でみる「田舎人」の意味
スポンサーリンク...田舎人の生活には、都会では味わえない自然が満ち溢れている... 
...彼女は大都市出身で、田舎人の私たちの生活に違和感を覚えたようだ...
...美しい山里で過ごす田舎人たちとの出会いによって、私の人生観が変わった...
...私は田舎人だけど、都会の人たちと楽しめることもたくさんあるんだよ...
...投資家として成功した彼が、田舎人出身であるとは知られていなかった...
...都会人の田舎人を讃美すべきこの機会を貴女はどうしてのがしていよう...
有島武郎 「フランセスの顔」
...すなわち夫婦共著にて「田舎人の見たる東京の商業」を出版し...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...これは東京人と田舎人との趣味嗜好の相違するゆえんである...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...のんきな田舎人はわらじがけで買いに来る...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...等々を茂十さんはその重い口の下からポツポツと田舎人らしく話してくれたのであった...
橘外男 「逗子物語」
...山あがり（田舎人のピクニツク）へ行く一家族を見ると...
種田山頭火 「其中日記」
...田舎人との比較に於ては断じて...
直木三十五 「大阪を歩く」
...田舎人の考える詩は都会にある...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...宗祇はまたさまでに名のない田舎人をも実隆のもとに同伴し...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...またこれ天の川よき衣によき帯しめて暑いなり評 白粉も汗にとくらん田舎人のつき飛されし祭かな評 ヒヤア...
正岡子規 「病牀六尺」
...田舎人の罪のない無作法と無遠慮でわざわざ頭をあげて子の方を見て居た...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...どうしてあの田舎人ばかりのいる所にこの人がこぼされたように落ちていたのであろう...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...これにあっては塚の神の信仰となりこの徒またこれを挿んで田舎人に臨んだらしいことである...
柳田國男 「地名の研究」
...側（そば）に立つKIMONO（キモノ）姿のわたしをば不思議と見入る田舎人（ゐなかびと）...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...於通は、田舎もいや、田舎人もきらい、なぜといえば、余りな愚鈍（ぐどん）を、見ていられないからです...
吉川英治 「新書太閤記」
...この北国の山や樹や田舎人（いなかびと）しか見ない眼には...
吉川英治 「親鸞」
...田舎人のように少し肥えてすらあった...
吉川英治 「日本名婦伝」
...内裏（だいり）を拝みに来た四国の田舎人たちが築地（ついじ）の外で議論するのが聞こえた...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
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