...僕は室生犀星君と一しよにこの芭蕉の近代的趣味(当代の)を一世を風靡(ふうび)した所以(ゆゑん)に数へてゐる...
芥川龍之介 「続芭蕉雑記」
...先頃「高麗の花」を評した時に詩人室生犀星には言い及んだから...
芥川龍之介 「出来上った人」
...多分犀の角程のね...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...或は犀象のたぐひに打乗り...
太宰治 「津軽」
...温犀(おんきょうさい)を燃(ねん)して...
田中貢太郎 「牡丹燈籠 牡丹燈記」
...どこからともなく木犀の香りが漂って乗る...
外村繁 「日を愛しむ」
...犀川(さいがわ)の河原...
中里介山 「大菩薩峠」
...それから福田正夫と室生犀星がつづいてきた...
萩原朔太郎 「大船驛で」
...感傷の人犀星に逢へば菓子も憔悴す...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...室生犀星は、自ら風流人を以て任じ、且つ風流の幽玄な哲理をよく説いてる...
萩原朔太郎 「所得人 室生犀星」
...そこには明らかに「室生犀星樣」と上書きされてる...
萩原朔太郎 「室生犀星に與ふ」
...これからして犀星は...
萩原朔太郎 「室生犀星に就いて」
...シェフネルの『西蔵説話(チベタンテイルス)』に大古湖畔にヴィルヴァ樹の林あり、中に六つの兎が住んだ、ところが一本の木が湖水に陥って大きな音を発すと兎ども大いに懼れて逃げ走る、野干これに逢うて訳を聞くと大きな音がしたという、野干大いに懼れて逃げ走る、猴これに逢うて大音したと聞きまた逃げ出す、(ガゼル)が猴に逢い野猪がに逢い、次は水牛、次は犀(さい)、次は象、それから熊縞狼(ヒエナ)豹と、いずれも出逢い次第に大音したと聞いて逃げ走る、虎が豹から訳を聞いて逃げ走る途中、獅が虎から伝え聞いて山麓まで逃げ去った、そこに王冠のごとき鬣(たてがみ)を戴いた獅王あり、逃げ来った獅どもに向い汝ら爪も牙も強きに何とてかく見苦しく敗亡するぞと問うと、獅ども大音がしたと聞いた故と答う、獅王その音はどこでしたと問う、獅ども「一向存じません」、獅王「白痴奴(たわけめ)確かにどこで大音がしたと知らずに逃げる奴があるものか、そんな事を全体誰に聞いたか」、獅ども「虎の野郎が申しました」、獅王虎に追い付いて尋ねると豹に聞いたという、豹に尋ねると縞狼(ヒエナ)それから熊それから象犀と本元を尋ね究めて終(つい)に兎に尋ねると、我ら実際大音を発する怪物を見た処へ案内しようと言うた、そこへ往って見ると何の事はない樹が水に落ちたのと判ったんでこんな事に愕くなかれと叱って諸獣一同安静(おちつい)た、爾時(そのとき)神偈(げ)を説いて曰く、諸(もろもろ)の人いたずらに他言を信ずるなかれ、須(すべから)く躬(みずか)ら事物の実際を観よ、ヴィルヴァ樹一たび落ちて林中獣類空(むな)しと...
南方熊楠 「十二支考」
...千九百十八年七月十三日郊外田端にて室生犀星『抒情小曲集』覚書年譜二十歳頃より二十四歳位までの作にして...
室生犀星 「抒情小曲集」
...室生犀星の顔にはモンスターが棲んでいると何かに書き...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...犀川の源流の一つである奈良井川は驛の後方に近く流れ...
吉江喬松 「山岳美觀」
...真下の千曲川も彼方の犀川(さいかわ)も...
吉川英治 「上杉謙信」
...何か、中軍の御主君をかこんで、諸大将が寄っている」「立ち評定か」後方の足軽組などのあいだに、そんな私語(ささやき)がやや騒(ざわ)めきかけたと思うと、たちまち謙信の声と、その姿とが、全軍の上へ向って、「小荷駄、大荷駄をのぞき、先鋒隊より順次、犀川を左に見て、東――八幡原のほうへ向って徐々迂回(うかい)前進せい」という大号令が聞えた...
吉川英治 「上杉謙信」
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