...血氣熾んな若者たちを引具して...
心猿 「荷風翁の發句」
...彼女の熾(や)きつくような恋情に僕が負かされて...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「魔性の女」
...光線の熾烈(しれつ)な熱帯地方の焦土と緑野を恋い慕ったり...
谷崎潤一郎 「秘密」
...確固たる信念と熾烈なる熱情となつて軈て...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...西秦の乞伏熾盤に折衝將軍信帝ありとあるが...
内藤湖南 「易疑」
...自分は落花の後に來る深緑や熾烈な日光の萬物を生育する無限の活力やさうして我々がそこに眼を放つ時に全身がむづ/\する程壯烈な感を起すことなどを主張して見たが佐治君は冷かなること石の如くであつた...
長塚節 「教師」
...湿(しめ)つぽい梅雨(つゆ)が却つて待ち遠(とほ)しい程熾(さか)んに日(ひ)が照(て)つた...
夏目漱石 「それから」
...私は火鉢のかっかっと熾(おこ)った火に灰をかぶせて...
林芙美子 「新版 放浪記」
...鉄の扉からは今も熾んに煙が洩れた...
原民喜 「小さな村」
...今に至って漸(ようや)く熾(さか)んである...
穂積陳重 「法窓夜話」
...炎々と燃え熾(さか)って来た広海屋の大屋台――そのほむらの明るさは...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...殆んど先の恋歌と同じほどの熾烈で明瞭な詩的魅力を備へてゐる...
三好達治 「万葉集の恋歌に就て」
...炭火のたっぷり熾(おこ)った火桶...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...相良金吾たとえ意気はどれほど熾(さか)んなりといえ...
吉川英治 「江戸三国志」
...その熾烈(しれつ)な心情に打たれ...
吉川英治 「三国志」
...熾烈(しれつ)な敵もあった...
吉川英治 「新書太閤記」
...いっぱし熾(さか)んだったが...
吉川英治 「宮本武蔵」
...親鸞に道徳の言説が少ないのはむしろその絶対者への情熱の熾烈(しれつ)を語るものであろう...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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