...しばらく東京で無為徒食して...
太宰治 「I can speak」
...無為徒食をしていることが何よりも宜しくない...
谷崎潤一郎 「細雪」
...無為徒食の一帰還者にすぎなかった...
豊島与志雄 「波多野邸」
...全くの無為徒食であったが...
林芙美子 「晩菊」
...全くの無為徒食であつたが...
林芙美子 「晩菊」
...ばんくんは徹底した無為徒食主義者ではあるけれども...
山本周五郎 「季節のない街」
...凡(およ)そ無為徒食して他の功労を奪う者は重罪者たるべき事...
夢野久作 「鼻の表現」
...しかも王は太平楽の裡に無為徒食しておりました...
夢野久作 「鼻の表現」
...「ダメス王は無為徒食せるが故に国家の罪人とは認められざりき...
夢野久作 「鼻の表現」
...無為徒食をその風体(ふうてい)にあらわしていた...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...私の無為徒食(むいとしょく)を嗤(あざわら)うようにくっついていた...
蘭郁二郎 「腐った蜉蝣」
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