...私は炭俵を持って川に向かった...
...炭俵に火を入れて、焼肉をしよう...
...炭俵に米を詰める仕事は大変だ...
...炭俵が山積みになっている様子を見ると、鉱山労働者の大変さがわかる...
...炭俵を担いで、大黒山まで登る計画がある...
...いつものように背中に炭俵を三俵ずつ背負って城下へ出かけて行きました...
秋田雨雀 「三人の百姓」
...今度は積んであるのは炭俵だつた...
芥川龍之介 「貝殼」
...たとえば七部集炭俵の中にある「雪の松おれ口みればなお寒し」「日の出るまえの赤き冬空」「下肴(げざかな)を一舟浜に打ち明けて」の三連などは色彩的にもかなりおもしろいものである...
寺田寅彦 「映画芸術」
...ただこの「春」と「炭俵」「猿蓑(さるみの)」等の中の歌仙とを対比して見ると...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...炭俵を負うた若い女が山から下りて來たが...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...忙しい暇には炭俵を坂の中途の小屋まで背負ひあげる...
長塚節 「炭燒のむすめ」
...不要の炭俵を重ねた下から威勢の好い火が燃えあがる周囲に...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...八」「火付け道具」「どこにあった」「炭俵の下ですよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――あの通り、庇(ひさし)へ火が付く頃、炭俵が崩れて、火付け道具を焼き残したのでしょう」八五郎の指さす方を見ると、裏の物置のあたり、焼け崩れた炭俵の下に、焚(た)き付けの脂松(やにまつ)に油綿を縛ったのが、燃え尽しもせず、踏み消されたままになっているではありませんか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...炭俵と米俵を二十五六俵陸(おか)へ揚げて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あの晩盜み出した金と判つたんだ」「一昨日(をとゝひ)の夕方炭屋から持つて來た炭俵の中に隱してあつたんだから文句はありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...炭俵なんかに隱さずに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...炭俵の縄で柿の枝へブランコを吊つてゐる...
林芙美子 「柿の実」
......
正岡子規 「古池の句の弁」
...炭俵も安全ですから御安心下さい...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...炭俵のぼろだのが捨ててあった...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...平たい庭石の上に用意して在った炭俵の上にガサガサと土下座をすると...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...大きな炉やら炭俵の山があるわけだとうなずかれる...
吉川英治 「新・水滸伝」
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