...プレゼンで渾身の力を発揮した...
...今回の試合は選手たちが渾身のプレーを見せた...
...彼女は渾身の思いを込めて手紙を書いた...
...渾身の料理が出てきたレストランに行ってきた...
...芸術家は渾身の力で作品を制作している...
...常に渾身の努力を挙げて...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...世にも弱き夫が渾身の愛情を捧げて妻が一顧の哀憐を買はむとするの図は正に之である...
石川啄木 「雲は天才である」
...世にも弱き夫が渾身の愛情を捧げて妻が一顧の哀憐を買はむとするの圖は正に之である...
石川啄木 「雲は天才である」
...長塚が渾身情的無邪気に児供(こども)らしきに対しては...
伊藤左千夫 「正岡子規君」
...長の青木周蔵と列(なら)んで渾身に外国文化の浸潤(しみわた)った明治の初期の大ハイカラであった...
内田魯庵 「四十年前」
...早速手ぢかの紅布(ミウレタ)へ向って渾身的攻撃を開始した...
谷譲次 「踊る地平線」
...千手が渾身(こんしん)の力をこめて...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...たち向った渾身の力を要求するのである...
中井正一 「「良書普及運動」に寄せて」
...一度(ひとたび)足踏みすべらせて橋下(きょうか)の激流に陥(おちい)れば渾身(こんしん)の力尽して泳がんのみ...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...渾身(こんしん)の憎悪に震え上り...
中里介山 「大菩薩峠」
...またしても可憐なる女詩人を渾身(こんしん)からふるえ上らせずにはおかない...
中里介山 「大菩薩峠」
...ただ渾身の努力をもつてわづかに接近しうる理想である...
波多野精一 「時と永遠」
...渾身の息をこめてゐるのであるが...
牧野信一 「小田原の夏」
...それにはゼーロンの渾身の駿足が必要だったからである...
牧野信一 「ゼーロン」
...その相殊なる色彩の合(がつ)して渾身の紋理をなすは...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...でん!宮は渾身(こんしん)の力で...
吉川英治 「私本太平記」
...しかも先生は渾身(こんしん)の力を注いで製作しないではいられなかった...
和辻哲郎 「夏目先生の追憶」
...煙草を刻みつつ胸を噛(か)む人間性の苦悶を渾身(こんしん)の力によって抑圧し忍び耐えようとするあのしぐさは...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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