...プレゼンで渾身の力を発揮した...
...今回の試合は選手たちが渾身のプレーを見せた...
...彼女は渾身の思いを込めて手紙を書いた...
...渾身の料理が出てきたレストランに行ってきた...
...芸術家は渾身の力で作品を制作している...
...渾身(こんしん)の力を揮(ふる)い起して...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...世にも弱き夫が渾身の愛情を捧げて妻が一顧の哀憐を買はむとするの図は正に之である...
石川啄木 「雲は天才である」
...渾身(こんしん)の力を籠(こ)めてウウンと引張った...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...身体をソッと曲げて渾身(こんしん)の力を籠(こ)めよう……としたときに...
海野十三 「地球盗難」
...渾身(こんしん)の勇をふるって...
高見順 「いやな感じ」
...渾身(こんしん)のちからで...
太宰治 「姥捨」
...此方側から向う側へ渡るのに渾身の神経を緊張させる...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...水天宮前で電車を下りるや否や、渾身の意識を、「駈ける(ランニング)...
谷崎潤一郎 「The Affair of Two Watches」
...何とも言はれないやうな深い深い自然の力を渾身に覚えて来る...
田山録弥 「J. K. Huys Mans の小説」
...恐ろしい渾身(こんしん)の力であった...
徳永直 「あまり者」
...島田虎之助先生は毒を盛られておなくなりになりました」「毒?」兵馬の渾身(こんしん)の血が逆流するかと見えました...
中里介山 「大菩薩峠」
...渾身(こんしん)の力を肩にこめて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...渾身(みうち)を揺りながら...
二葉亭四迷 「浮雲」
...それにはゼーロンの渾身の駿足が必要だったからである...
牧野信一 「ゼーロン」
...初婚に新婦が痛哉と呼ぶは、萬里同風で、笑林廣記一に一秀士新娶、夜分就寢、問二於新婦一曰、吾欲二雲雨一、不レ知娘子尊意允否、新人曰、官人從二心所一レ欲、士曰、既蒙二府允一、請二娘子一展レ股開レ肱、學生無禮、又無禮矣、及レ擧レ及、新婦曰、痛哉痛哉、秀士曰、徐々而進レ之、渾身泰矣と、同書三に有二寡婦一嫁レ人而索二重聘一、媒曰、再※與二初婚一不同、誰肯レ出二此高價一、婦曰、我還是處子、未二曾破一レ身、媒曰、眼見三嫁過レ人做二孤孀一、那箇肯レ信、婦曰、我寔不二相瞞一、先夫陽具渺少、故外面半截、雖二則重婚一、裡邊其寔箇處子...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...その武者面を渾身(こんしん)の敵意でやっと擡(もた)げた...
吉川英治 「私本太平記」
...グワッ、と心臓を吐出すような叫びを漏らすと、黒吉は、渾身の力で、空に体を捻った...
蘭郁二郎 「夢鬼」
...あの渾身の力を罩(こ)め...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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