...プレゼンで渾身の力を発揮した...
...今回の試合は選手たちが渾身のプレーを見せた...
...彼女は渾身の思いを込めて手紙を書いた...
...渾身の料理が出てきたレストランに行ってきた...
...芸術家は渾身の力で作品を制作している...
...渾身の力を剣にこめて...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...世にも弱き夫が渾身の愛情を捧げて妻が一顧の哀憐を買はむとするの圖は正に之である...
石川啄木 「雲は天才である」
...長の青木周蔵と列(なら)んで渾身に外国文化の浸潤(しみわた)った明治の初期の大ハイカラであった...
内田魯庵 「四十年前」
...水天宮前で電車を下りるや否や、渾身の意識を、「駈ける(ランニング)...
谷崎潤一郎 「The Affair of Two Watches」
...何とも言はれないやうな深い深い自然の力を渾身に覚えて来る...
田山録弥 「J. K. Huys Mans の小説」
...渾身(からだじゅう)の全神経がそれに錘(あつま)って来て...
徳田秋声 「あらくれ」
...父こそは渾身(こんしん)愛に満ちたれど...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...私には芸はわからないが渾身「能」に魅了され...
中勘助 「能の見はじめ」
...渾身の魅惑を感じない訳には行かない...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...渾身(こんしん)の力でコジ開けて見ましたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...渾身(こんしん)の力を肩にこめて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その渾身(こんしん)の精力を集めて...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...渾身(みうち)を揺りながら...
二葉亭四迷 「浮雲」
...激しい望みに渾身(こんしん)...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...初婚に新婦が痛哉と呼ぶは、萬里同風で、笑林廣記一に一秀士新娶、夜分就寢、問二於新婦一曰、吾欲二雲雨一、不レ知娘子尊意允否、新人曰、官人從二心所一レ欲、士曰、既蒙二府允一、請二娘子一展レ股開レ肱、學生無禮、又無禮矣、及レ擧レ及、新婦曰、痛哉痛哉、秀士曰、徐々而進レ之、渾身泰矣と、同書三に有二寡婦一嫁レ人而索二重聘一、媒曰、再※與二初婚一不同、誰肯レ出二此高價一、婦曰、我還是處子、未二曾破一レ身、媒曰、眼見三嫁過レ人做二孤孀一、那箇肯レ信、婦曰、我寔不二相瞞一、先夫陽具渺少、故外面半截、雖二則重婚一、裡邊其寔箇處子...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...作家の渾身の努力は...
宮本百合子 「獄中への手紙」
......
室生犀星 「抒情小曲集」
...渾身(こんしん)これ智……...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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