...プレゼンで渾身の力を発揮した...
...今回の試合は選手たちが渾身のプレーを見せた...
...彼女は渾身の思いを込めて手紙を書いた...
...渾身の料理が出てきたレストランに行ってきた...
...芸術家は渾身の力で作品を制作している...
...世にも弱き夫が渾身の愛情を捧げて妻が一顧の哀憐を買はむとするの図は正に之である...
石川啄木 「雲は天才である」
...或は田中正造が渾身皇室に対して敬意を表しつつあるは人の許す処で...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...渾身(こんしん)のちからで...
太宰治 「姥捨」
...再び渾身(こんしん)の膂力を奮い起して...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...患者はしばらくのまに渾身(みうち)が暖まって来た...
徳田秋声 「足迹」
...渾身(みうち)の熱くなるのを覚えた...
徳田秋声 「縮図」
...父こそは渾身(こんしん)愛に満ちたれど...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...米友が渾身(こんしん)から驚いたのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...渾身(こんしん)の憎悪に震え上り...
中里介山 「大菩薩峠」
...かの弁信法師なる者に対しての渾身(こんしん)の憎悪(ぞうお)を...
中里介山 「大菩薩峠」
...忽ち渾身の勇を揮(ふる)ってそれを反(は)ね返し...
野上豊一郎 「闘牛」
...役の性根(しょうね)に渾身(こんしん)を傾け出すことが出来た...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
......
室生犀星 「抒情小曲集」
...その相殊なる色彩の合(がつ)して渾身の紋理をなすは...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...なにを」次郎は野槍を取ろうとして渾身(こんしん)の力を両腕にあつめながら...
吉川英治 「江戸三国志」
...渾身(こんしん)の力で...
吉川英治 「親鸞」
...渾身(こんしん)から気合いをしぼって...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...渾身の媚態を波打たせて...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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