...西周氏は元と石州津和野の人である...
井上哲次郎 「「西周哲學著作集」序」
...内訳をあげれば四国の高知に百十四人、松山に六十九人、高松に百二人、徳島に百十二人、中国の松江に八十七人、岡山に百十四人、姫路に四十五人、広島百九人、鳥取百五十五人、津和野九十三人、福山に六十六人、九州の鹿児島に二百九人、福岡二百三十四人、そのほか名古屋百七十九人、津百人、金沢五百二十五人、和歌山二百五十六人、郡山八十八人、大聖寺八十三人であります...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...父は津和野に送られてついに牢内で死んだほどの固い信者で...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...津和野の人は小才だと云ふことが書いてある...
森林太郎 「混沌」
...例之ば津和野にをつた者が東京に出て來る...
森林太郎 「混沌」
...私の津和野を出た時は僅に十四ばかりの子供であつた...
森林太郎 「混沌」
...津和野人は正直だと云ふことが云つてあります...
森林太郎 「混沌」
...私は津和野人が努めて小才を苅り除いて...
森林太郎 「混沌」
...母や弟妹が津和野の家を引き払つて這入り込んで来た...
森鴎外 「俳句と云ふもの」
...私は津和野(つわの)に生れたから亀井(かめい)家領内の人...
森鴎外 「二人の友」
...私は石見國鹿足郡津和野町に生れたものだ...
森林太郎 「私が十四五歳の時」
...その津和野から東京へ出て來たのが...
森林太郎 「私が十四五歳の時」
...望月氏のもっている津和野への愛はこの町を甦(よみがえ)らすだろう...
柳宗悦 「雲石紀行」
...企てられつつある学藝と工藝と林業とに津和野の運命はかかっている...
柳宗悦 「雲石紀行」
...私には過去の津和野が面白かった...
柳宗悦 「雲石紀行」
...しかし今は十年二十年後の津和野のことが一層面白く思える...
柳宗悦 「雲石紀行」
...石見の古い町といえば津和野(つわの)に誰も指を屈するでしょう...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...ずっと津和野を通って島根の海岸に出た...
柳田国男 「故郷七十年」
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