...この泣き虫は、しかし、岩のようだ...
太宰治 「虚構の春」
...泣き虫のめそめそ野郎だもんで...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...この泣き虫は今早朝...
中里介山 「大菩薩峠」
...泣き虫で仕様がない...
火野葦平 「花と龍」
...父も母も泣き虫だったが遺伝らしい...
火野葦平 「花と龍」
...――おすましやのお洒落(しゃれ)の泣き虫さん...
山本周五郎 「山彦乙女」
...泣き虫の蛾次郎に...
吉川英治 「神州天馬侠」
...竹童うつしにクロの背なかへのった泣き虫の蛾次郎...
吉川英治 「神州天馬侠」
...「やあ、いよいよここが都だな、ゆうべは伊吹山(いぶきやま)でさびしい思いをしたが、きょうはひとつ、クロにも楽(らく)をさせて、京都の町でブラブラ遊んでやろう」あれからのち――どこをどう飛(と)んで歩きまわっていたか、あいかわらず、のんきの洒(しゃ)アな顔をして、泣き虫の蛾次郎...
吉川英治 「神州天馬侠」
...でてこい蛾次郎! 泣き虫の腰(こし)ぬけ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...泣き虫の蛾次郎(がじろう)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...それは泣き虫の蛾次郎(がじろう)だった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...泣き虫の蛾次郎(がじろう)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...泣き虫の蛾次郎は...
吉川英治 「神州天馬侠」
...泣き虫な将門であった...
吉川英治 「平の将門」
...拙者は泣き虫です...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...雪つぶてが飛んで来たものだった」「泣き虫なら...
吉川英治 「べんがら炬燵」
...父からも友達からもよく「泣き虫」といわれていた...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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