...彼女は最近、仕事のことで気苦労が絶えないようだ...
...気苦労をためないように、ストレス解消法を身につけることが大切だ...
...あまりにも気苦労ばかりしているので、休日は思い切り息抜きをするつもりだ...
...心配しないで、今回のプロジェクトは私たちが全力でサポートするから、気苦労は要らないよ...
...長年の気苦労が原因で、体調を崩してしまったという人も少なくない...
...その点(てん)の気苦労(きぐろう)がすっかりなくなったのは嬉(うれ)しうございますが...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...それ相応に気苦労の絶えることがない...
石川啄木 「鳥影」
...体はいくらか楽ですけれども種々な東京に残した仕事についての煩(わずら)はしい心配や気苦労で少しも休むひまがなく心が忙(せわ)しいのです...
伊藤野枝 「九州より」
...それのみが今の僕に残されている唯一の隠れ家だとは!――君の夥(おびただ)しい気苦労のただ中へ...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、フランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラー Franz Gerhard Wegeler、エレオノーレ・フォン・ブロイニング Eleonore von Breuning、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...それさえ今の彼女には雛人形の程度以上には気苦労の種にならなかった...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...私たち二人の間柄は至極簡単で気苦労もなかったが...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...気苦労の多かったことなどを言立てる隠居の言(ことば)を...
徳田秋声 「あらくれ」
...長いあいだの気苦労の多い生活と闘ったり...
徳田秋声 「黴」
...他(ひと)の知らない気苦労をしなければならなかった...
夏目漱石 「明暗」
...栄蔵は両親に気苦労させたことを...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...降りかかる気苦労と手入れに決して見合わない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...そして現に持っている気苦労だとか...
三好十郎 「歩くこと」
...実に大変な気苦労をしたものです...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...別荘へやって下すったのも奥様の魂胆とやら……美男子の亭主をもっていると気苦労なこった...
矢田津世子 「旅役者の妻より」
...今までの気苦労を何もかもお話したのです...
夢野久作 「少女地獄」
...こんなに気苦労な場所では...
横光利一 「旅愁」
...駅から遅く一人で戻るものの気苦労も際し...
横光利一 「旅愁」
...なんのお障(さわ)りもございますまい」豊麻呂のそんな気苦労を聞くよりも...
吉川英治 「私本太平記」
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