例文・使い方一覧でみる「気立て」の意味
スポンサーリンク...伯母はまだこのほかに看護婦は気立ての善さそうなこと... 
芥川龍之介 「子供の病気」
...器量も気立ても好（よ）かりそうだなど自分も考え...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...そして気立ての確（しっ）かりした...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...気立てもいいし、親切だ...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...仕合わせとこれが気立てのやさしい正直もので...
寺田寅彦 「どんぐり」
...気立ての優しいよい娘であったが...
寺田寅彦 「やもり物語」
...気立ての優しいことなどをベラベラと説き立てた...
徳田秋声 「新世帯」
...主人からは気立てのよい...
徳田秋声 「新世帯」
...気立ては昔し踊り子であったころと少しも変わらなかった...
徳田秋声 「挿話」
...気立てのよさそうな眼はなんとなく落ち着いた...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...気立ての親切な申し分のない女が...
中里介山 「大菩薩峠」
...せめて気立てのいい嫁でも貰ってやって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...女も美しい気立ても申分はないようだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...奴等の率直で気立ての良い見かけの陰で...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...「だけど気立てはいいのよ」「彼女は裏書のために戻ってきたんだ」ウージェーヌがデルフィーヌの耳に囁いた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...いつでも投げ出そうとしているような気立てだ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...気立てだけは無類の子ぢや...
三好十郎 「おスミの持参金」
...気立てがすなおで...
矢崎嵯峨の舎 「初恋」
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