...小さい欠伸(あくび)を噛み殺しながら...
芥川龍之介 「金春会の「隅田川」」
...」は底本では欠落]そして病人に...
アミーチス 日本童話研究会訳 「母を尋ねて三千里」
...罪人等は皆精神の欠陥を有する病人である...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...それはこの地上で試験しては何一つ欠点のないプロペラです...
海野十三 「空中墳墓」
...商家のほとんどすべてが小僧店員の欠乏を感じて居るが...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...殊に初版にある美しい挿絵が再版には全然欠けているのが頗る気に入った...
辰野隆 「愛書癖」
...その欠点を取ってしまえば彼女の値打ちもなくなってしまう...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...暮の餅(もち)にも事欠いていた親たちに...
徳田秋声 「縮図」
...彼らの大音楽家は皆、ほとんど一人の例外もなく、たとえば近代の人を挙げずとも――ベルリオーズでもサン・サーンスでも、精力を欠き、信念を欠き、ことに内心の羅針盤(らしんばん)を欠いてるために、自家撞着(どうちゃく)をきたし、自己を破壊するようなことばかりをし、自己を否認しているのであった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...汚点や欠点や罪悪をも有したであろう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...この点は主観的の時の説明には重大な欠陥となる...
中谷宇吉郎 「救われた稀本」
...多くの柱には溝彫の稜が到るところに無慙に欠け壊れ...
野上豊一郎 「パルテノン」
...その代り安全率の少ないのが欠点といった男です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...国内穀物取引における自由の欠如によって激化されたことであろうが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...ドック会社は現金欠乏であった...
宮本百合子 「くちなし」
...あの光の薄い、欠けた、赤い月が升(のぼ)って来て、怪しげな道の照しようをするので、一足毎に木や石に躓きそうでなりません...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...二松山の蒲生家に仕えようという同じ希望をもった人びとの多くがこのあいだに二人三人と欠けていった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...精神的に悪い境遇に育ったもの、生れ付きヒネクレたもの、又は、良心欠乏、無智なぞいう先天的の犯罪性を帯びたものも、静かな地方を嫌って東京に出て来る...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
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