...舊著「影と聲」の後を承けた彷徨の時代から――人生と自己とに對して素樸な信頼を失つた疑惑の時代から...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...唯素樸に単純に否定してゐるのではなく...
生田長江 「ニイチエ雑観」
...「東亜連盟」誌上の橘樸氏の発表に対しては...
石原莞爾 「最終戦争論」
...敦としてそれ樸のごとく...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...樸訥な私たちの田舎の人々をぞっとさせたのであった...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...彼女は樸実だが野卑ではない...
種田山頭火 「其中日記」
...彼れにはそれほど樸(うぶ)な処があつた...
坪内逍遙 「斎藤緑雨と内田不知菴」
...肥後流の質樸にして剛健なるを愛し...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...今日の生活を昔の質樸な生活...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...極(きわ)めて素樸(そぼく)なものであった...
夏目漱石 「夢十夜」
...その霊麗なる純樸味...
牧野信一 「彼に就いての挿話」
...婉麗を好む者雅樸を嫌ふの癖(へき)あり...
正岡子規 「俳諧大要」
...模写説は心の外に物があると素樸に考える素樸実在論であり...
三木清 「哲学入門」
...素樸に彼等の決意と行動との外的なものを表白するのでなく...
三木清 「歴史哲學」
...森島樸忠、字は敦卿である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...森島氏は樸忠五世の祖忠上(ちゆうしやう)の時阿部正次に仕へた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...樸忠の年齢には疑がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...伊東大典医は冲斎玄樸であらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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