例文・使い方一覧でみる「棕」の意味


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...蘭、おもと、松、櫚、こんな物へ弟の馨は亡き人を忍ぶつもりで毎日水をやつてゐる...   蘭、おもと、松、棕櫚、こんな物へ弟の馨は亡き人を忍ぶつもりで毎日水をやつてゐるの読み方
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」

...傍(そば)の櫚(しゅろ)の鉢植(はちうえ)に手をかけた...   傍の棕櫚の鉢植に手をかけたの読み方
海野十三 「ゴールデン・バット事件」

...赤やけた夕日は丁度あたりの梠の林の上に沈みかゝつてゐました...   赤やけた夕日は丁度あたりの棕梠の林の上に沈みかゝつてゐましたの読み方
鈴木三重吉 「勇士ウ※[#小書き片仮名ヲ]ルター(実話)」

...隠はなかなかの洒落者であつた...   棕隠はなかなかの洒落者であつたの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...天日(てんじつ)のうつりて暗し蝌蚪(かと)の水大正十三年さしくれし春雨傘を受取りし大正十三年櫚(しゅろ)の花こぼれて掃くも五六日大正十三年五月十三日 発行所例会...   天日のうつりて暗し蝌蚪の水大正十三年さしくれし春雨傘を受取りし大正十三年棕櫚の花こぼれて掃くも五六日大正十三年五月十三日 発行所例会の読み方
高浜虚子 「五百句」

...あるいは櫚(しゅろ)の枝を伐(き)って...   あるいは棕櫚の枝を伐っての読み方
太宰治 「駈込み訴え」

...――櫚竹を伐つて貰ふ...   ――棕櫚竹を伐つて貰ふの読み方
種田山頭火 「行乞記」

...其所(そこ)には梠(しゆろ)の筆(ふで)で書(か)いた樣(やう)な...   其所には棕梠の筆で書いた樣なの読み方
夏目漱石 「門」

...わが生の悦びたりし梠(しゆろ)の樹よ...   わが生の悦びたりし棕梠の樹よの読み方
ノワイユ夫人 Comtesse de Noailles 堀辰雄訳 「生けるものと死せるものと」

...あとで物置から梠繩を發見したことや...   あとで物置から棕梠繩を發見したことやの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...さくらんぼー!」櫚の枝の栄誉は...   さくらんぼー!」棕櫚の枝の栄誉はの読み方
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」

...櫚も林程多く御座候...   棕櫚も林程多く御座候の読み方
久生十蘭 「ボニン島物語」

...傍らの梠の蔭に身を隠すようにしてなおも見るともなくその方を眺めていると...   傍らの棕梠の蔭に身を隠すようにしてなおも見るともなくその方を眺めているとの読み方
久生十蘭 「魔都」

...運之助は寛政八年に真野竹亭が易の「純粋精也」より取つて正粋(まさたゞ)の名を献じた軒の嫡男である...   運之助は寛政八年に真野竹亭が易の「純粋精也」より取つて正粋の名を献じた棕軒の嫡男であるの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...あなたのために成功の櫚(しゅろ)を取りましたでしょう...   あなたのために成功の棕櫚を取りましたでしょうの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

...幾たびも櫚の葉をかちえたり」と...   幾たびも棕櫚の葉をかちえたり」との読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...鼻緒(はなお)に好んで櫚(しゅろ)を用いますが...   鼻緒に好んで棕櫚を用いますがの読み方
柳宗悦 「手仕事の日本」

...櫚(しゅろ)のような赤黒い色をした袋を製して用いているのは...   棕櫚のような赤黒い色をした袋を製して用いているのはの読み方
柳田国男 「木綿以前の事」

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