例文・使い方一覧でみる「根限り」の意味


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...根限りの力を尽して...   根限りの力を尽しての読み方
アナトール・フランス Anatole France 芥川龍之介訳 「バルタザアル」

...小樽人とともに根限りの活動をすることは...   小樽人とともに根限りの活動をすることはの読み方
石川啄木 「初めて見たる小樽」

...当時佐助は五つ六つの曲をどうやらこなすまでに仕上げていたので知っているだけを皆やってみよと云われるままに度胸を据(す)えて精限り根限り弾いた「黒髪(くろかみ)」のようなやさしいものや「茶音頭」のような難曲や素(もと)より何の順序もなく聞き噛(かじ)りで習ったのであるからいろいろのものを不規則に覚えていたのである鵙屋の家族は佐助が邪推(じゃすい)したように笑い草にする積りであったかも知れないが...   当時佐助は五つ六つの曲をどうやらこなすまでに仕上げていたので知っているだけを皆やってみよと云われるままに度胸を据えて精限り根限り弾いた「黒髪」のようなやさしいものや「茶音頭」のような難曲や素より何の順序もなく聞き噛りで習ったのであるからいろいろのものを不規則に覚えていたのである鵙屋の家族は佐助が邪推したように笑い草にする積りであったかも知れないがの読み方
谷崎潤一郎 「春琴抄」

...長々と谷間伝いを根限り戻り舟を牽(ひ)いて来る...   長々と谷間伝いを根限り戻り舟を牽いて来るの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...いゝものを根限り書こう――...   いゝものを根限り書こう――の読み方
林芙美子 「放浪記(初出)」

...僕の頭を根限り追いまくった...   僕の頭を根限り追いまくったの読み方
葉山嘉樹 「海に生くる人々」

...根限り忍耐を続けてゐるものの情感だ...   根限り忍耐を続けてゐるものの情感だの読み方
原民喜 「飢ゑ」

...根限りの力をつかってみよう」と...   根限りの力をつかってみよう」との読み方
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」

...精根限り駆けずり廻ったあとのように肩で大息をしている...   精根限り駆けずり廻ったあとのように肩で大息をしているの読み方
久生十蘭 「魔都」

...根限りの現を抜かして...   根限りの現を抜かしての読み方
牧野信一 「熱い風」

...いつも私は根限りの熱中を惜しまなかつた...   いつも私は根限りの熱中を惜しまなかつたの読み方
牧野信一 「熱い風」

...アポロに向つての根限りの貢物であり...   アポロに向つての根限りの貢物でありの読み方
牧野信一 「新興芸術派に就いての雑談」

...二人は私の腕を左右から根限り引つ張つたまゝ...   二人は私の腕を左右から根限り引つ張つたまゝの読み方
牧野信一 「ゾイラス」

...私たちは根限りの威厳をはらつて物々しい剣士振りが示したかつたのだ...   私たちは根限りの威厳をはらつて物々しい剣士振りが示したかつたのだの読み方
牧野信一 「武者窓日記」

...満身の力を込めて根限りにゼーロンの尻を打ち降しつゞけた...   満身の力を込めて根限りにゼーロンの尻を打ち降しつゞけたの読み方
牧野信一 「夜見の巻」

...自ずと内に醗酵するほどの悩みに関しては根限りの吟味の眼を視張らねばならず...   自ずと内に醗酵するほどの悩みに関しては根限りの吟味の眼を視張らねばならずの読み方
牧野信一 「浪曼的時評」

...嵐の中で彼自身の地肌を完全に保存したわたしらえの侵害をあなたらの禦いだのには及ばなかったが根限りあなたらえの侵害を守ろうとしそして囚われの中でわたしらはなお聞いた―――大陸の都市と村々をどよもす風のさゞめきの陰でさらされた舌が一様にひるがえり...   嵐の中で彼自身の地肌を完全に保存したわたしらえの侵害をあなたらの禦いだのには及ばなかったが根限りあなたらえの侵害を守ろうとしそして囚われの中でわたしらはなお聞いた―――大陸の都市と村々をどよもす風のさゞめきの陰でさらされた舌が一様にひるがえりの読み方
槇村浩 「異郷なる中国の詩人たちに」

...腕限り根限り斬ったり射ったりしてえもんだ...   腕限り根限り斬ったり射ったりしてえもんだの読み方
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」

「根限り」の読みかた

「根限り」の書き方・書き順

いろんなフォントで「根限り」


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