例文・使い方一覧でみる「柄にもなく」の意味


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...そして……そんなこわい顔をしないで……」とドクトルは柄にもなく哀訴(あいそ)した...   そして……そんなこわい顔をしないで……」とドクトルは柄にもなく哀訴したの読み方
海野十三 「地球盗難」

...職業柄にもなく文学青年的な純良さを持つ貞之助には切り出しよかった...   職業柄にもなく文学青年的な純良さを持つ貞之助には切り出しよかったの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...柄にもなく憐愍(れんびん)の情に似たものを感じていた訳であった...   柄にもなく憐愍の情に似たものを感じていた訳であったの読み方
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」

...――柄にもなく少々センチになる...   ――柄にもなく少々センチになるの読み方
種田山頭火 「行乞記」

...柄にもなく遠慮して...   柄にもなく遠慮しての読み方
種田山頭火 「其中日記」

...柄にもなく冷たくせねば拒みようもない...   柄にもなく冷たくせねば拒みようもないの読み方
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「自転車乗りの影」

...柄にもなく大仰なことを言ってしまったことが...   柄にもなく大仰なことを言ってしまったことがの読み方
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」

...場所柄にもなくつい酒となったような有様です...   場所柄にもなくつい酒となったような有様ですの読み方
豊島与志雄 「春」

...柄にもなくとぐろを巻いて草双紙を見ていた子分は...   柄にもなくとぐろを巻いて草双紙を見ていた子分はの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...惡戯にしても質(たち)が惡過ぎるぜ――詳(くは)しく話してくれないか」八五郎は柄にもなく分別臭い顏を出します...   惡戯にしても質が惡過ぎるぜ――詳しく話してくれないか」八五郎は柄にもなく分別臭い顏を出しますの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...僕は自分の柄にもなく...   僕は自分の柄にもなくの読み方
萩原朔太郎 「詩の原理」

...柄にもなく色染めの皮足袋などをはいているところからおすと...   柄にもなく色染めの皮足袋などをはいているところからおすとの読み方
久生十蘭 「ひどい煙」

...そんなに笑はれたりするのを思ふと何だか俺も柄にもなく寂しくなつてしまつてね...   そんなに笑はれたりするのを思ふと何だか俺も柄にもなく寂しくなつてしまつてねの読み方
牧野信一 「奇友往来」

...あまり好きなので柄にもなく左の拙吟を試みてみたが...   あまり好きなので柄にもなく左の拙吟を試みてみたがの読み方
牧野富太郎 「植物一日一題」

...柄にもなく神妙な顔をして寂しくはしごの下の早い(こおろぎ)に聴き入っていた...   柄にもなく神妙な顔をして寂しくはしごの下の早いに聴き入っていたの読み方
正岡容 「小説 圓朝」

...柄にもなく優しい苦労をおぼえて...   柄にもなく優しい苦労をおぼえての読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...柄にもなく経験のとびとびや...   柄にもなく経験のとびとびやの読み方
山本実彦 「十五年」

...柄にもなく旅愁を覺え...   柄にもなく旅愁を覺えの読み方
若山牧水 「梅雨紀行」

「柄にもなく」の書き方・書き順

いろんなフォントで「柄にもなく」


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