例文・使い方一覧でみる「書き損じ」の意味

...兄の書き損じた原稿用紙の隅へ... 兄の書き損じた原稿用紙の隅への読み方
太宰治「思ひ出」

...書き損じの原稿を破ることに使った」メフィストフェレスは雪のように降りしきる薔薇（ばら）の花弁に胸を頬を掌を焼きこがされて往生したと書かれてある...
太宰治「葉」

...あんな書き損じの画が一枚でも市場に出たら... あんな書き損じの画が一枚でも市場に出たらの読み方
太宰治「花火」

...一枚も書き損じなく... 一枚も書き損じなくの読み方
種田山頭火「其中日記」

...書き損じの原稿紙を... 書き損じの原稿紙をの読み方
豊島与志雄「傷痕の背景」

...書き損じの紙とが... 書き損じの紙とがの読み方
直木三十五「南国太平記」

...」――で机の上にあつた原稿紙の書き損じたのに書き付けてみた... 」――で机の上にあつた原稿紙の書き損じたのに書き付けてみたの読み方
中原中也「その頃の生活」

...「おや？」書き損じらしい手紙が七八本... 「おや？」書き損じらしい手紙が七八本の読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...卓子（テーブル）のまはりには書き損じの原稿が破かれたり丸められたりして飛び散つてゐた... 卓子のまはりには書き損じの原稿が破かれたり丸められたりして飛び散つてゐたの読み方
牧野信一「南風譜」

...つい返事の手紙を書き損じ勝ちの僕よりも寧ろ彼女は僕の細君とひんぱん気な文通を交すようになり...
牧野信一「ライス・ワッフルの友」

...書き損じると何枚も書きなおしているのもあった... 書き損じると何枚も書きなおしているのもあったの読み方
室生犀星「芥川の原稿」

...書き損じの原稿は成稿した枚数よりもたくさんあって... 書き損じの原稿は成稿した枚数よりもたくさんあっての読み方
室生犀星「芥川の原稿」

...夏目漱石も書き損じは取って置いたそうであるが... 夏目漱石も書き損じは取って置いたそうであるがの読み方
室生犀星「芥川の原稿」

...私は書きはじめると書き損じはしない方であったが... 私は書きはじめると書き損じはしない方であったがの読み方
室生犀星「蜜のあわれ」

...書き損じの原稿紙を四つに畳み... 書き損じの原稿紙を四つに畳みの読み方
室生犀星「蜜のあわれ」

...机の上は書き損じた紙や... 机の上は書き損じた紙やの読み方
山本周五郎「季節のない街」

...書き損じの反故（ほご）にしか見えなかった... 書き損じの反故にしか見えなかったの読み方
山本周五郎「風流太平記」

...書き損じといえば... 書き損じといえばの読み方
吉川英治「随筆　宮本武蔵」

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怯貪婬ハイル

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