...余は「日本人」と云ふ普通名詞であると云ふ意味ではない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...普通名詞として燕(つばくろ)のやうな紺の法被を着た大工を呼ぶなどは...
薄田泣菫 「茶話」
...二重性格を意味する普通名詞としても亦...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...わざと先輩という失礼な普通名詞を使用するのである...
太宰治 「帰去来」
...関を守る人という意味の特別普通名詞であるに相違ない...
中里介山 「大菩薩峠」
...其処へ君の勝手な普通名詞を挿入したまへ...
牧野信一 「卓上演説」
...これらの地理上の語は今日普通名詞として存在する地方ではいずれもかなり適切にこれを地名に用いている...
柳田國男 「地名の研究」
...別に装飾的意匠を必要としない限りはこれらの普通名詞の前後へちょっと何か区別の語を添えればよかった...
柳田國男 「地名の研究」
...だいたいにいずれの国でも地物を意味する普通名詞に...
柳田國男 「地名の研究」
...クテを普通名詞にも固有名詞にも用いている人々は...
柳田國男 「地名の研究」
...こういう場所を意味した普通名詞なることが知れるのである...
柳田國男 「地名の研究」
...普通名詞としては今もなお現存するのである...
柳田國男 「地名の研究」
...あの地方では近代まで普通名詞として用いられた語だと見える...
柳田國男 「地名の研究」
...この語は相応人に知られた普通名詞であった...
柳田國男 「地名の研究」
...三七 タテ東北六県に地名としてまた普通名詞として最も広く行わるるタテという日本語を...
柳田國男 「地名の研究」
...ハッケまたはハケは東国一般に岡の端の部分を表示する普通名詞である...
柳田國男 「地名の研究」
...これを普通名詞に今でも用いている処は少ない...
柳田国男 「年中行事覚書」
...「議會」は一般的な普通名詞となるわけである...
山浦貫一 「新憲法の解説」
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