...海晏寺に、岩倉具視、松平春嶽の墓あり...
大町桂月 「東京の近郊」
...海晏寺の前の榎(えのき)の傍の女であったのか...
田中貢太郎 「春心」
...閣下恐らくは一日も現時の位地に晏然たる能はじ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...而も氏は尚ほ晏如として市庁に眠る...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...戰國策とか列子とか晏子春秋とかの卷首に今でも遺つて居ります...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...わたくしは旧習に晏如(あんじょ)としている人たちに対する軽い羨望(せんぼう)嫉妬(しっと)をさえ感じないわけには行かなかった...
永井荷風 「草紅葉」
...或時太夫晏子(あんし)に向って言われるには...
穂積陳重 「法窓夜話」
...朝晏く起き出でたれど雨猶已まず...
正岡子規 「かけはしの記」
...狩野晏川(あんせん)...
森鴎外 「細木香以」
...晏子の著書...
司馬遷 箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...晏子於レ是延入爲二上客一...
司馬遷 箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...今を晏如(あんじょ)として過ごしていたら...
吉川英治 「三国志」
...一刻も晏如(あんじょ)としてはいられない寂しさと焦躁(しょうそう)にかられていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...しかも一日も晏如(あんじょ)たるは得ない刻下(こっか)にあって...
吉川英治 「新書太閤記」
...もう晏如(あんじょ)とこれを見てはいられない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...無くば則ち無きにまかせて晏如(あんじよ)たり...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...何晏によれば孔子の宅から出た「古論」は...
和辻哲郎 「孔子」
...代表的なものとして何晏の「集解」と朱子の「集註」とをあげ...
和辻哲郎 「孔子」
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