例文・使い方一覧でみる「時々刻々」の意味
スポンサーリンク...時々刻々と変化する世の中で、常に進化し続けなければならない... 
...彼女の笑顔は時々刻々と変わっていた...
...この競争は時々刻々と変化することが予測される...
...彼の心の中では、時々刻々と戦いが繰り広げられている...
...実力をつけるためには、時々刻々と努力する必要がある...
...一日のうちでも時々刻々に...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...時々刻々の變化のいと繁きに...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...時々刻々、美醜さまざまの想念が、胸に浮んでは消え、浮んでは消えて、そうして人は生きています...
太宰治 「女の決闘」
...時々刻々ノワガ姿...
太宰治 「創生記」
...マーガレットに何か合図でもしはしないかと時々刻々そればかり気にしていた...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「秘密の庭」
...扉（とびら）の上にあるダイアルに示された各機の時々刻々の位置の分布を注意して見ていると一つの顕著な事実に気がつく...
寺田寅彦 「蒸発皿」
...時々刻々の風の方向を知らせる器械である...
寺田寅彦 「話の種」
...即ち又時局の時々刻々のアクチュアリティーからそれだけ離れていることになる...
戸坂潤 「啓蒙の現代的意味と役割とについて」
...時々刻々に継起する「自我群」に分割されて...
中井正一 「現代美学の危機と映画理論」
...ですから、これはやっぱりわたくしが悪いのでございました、責任がわたくしにあるのでございました、米友さんはただ舟を漕いでいただけばよいのでございました、右とか、左とか、取り梶とか、おも梶とかいうことは、その時々刻々、わたくしが言わなければならないのを怠りました、それ故に舟の方向をあやまらせてしまったのは、米友さんが悪いのじゃありません、案内役のわたくしが悪かったのです、米友さんの胸の中を考えるために、私がよけいな頭を使って、舟の方がお留守になりました、それ故ほんの一瞬の差で、舟の全針路を誤らせてしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...時々刻々に彼等の運命を変化しつゝあらうとも...
夏目漱石 「点頭録」
...時々刻々の状況をひっ切りなしに神経中枢に報告して来る...
久生十蘭 「魔都」
...あたかも訪問者を時々刻々に待ち構えてでもいるか...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「しめしあわせ」
...今日の時々刻々に私たちの生に登場して来ている愛と死の課題の生々しさ...
宮本百合子 「「愛と死」」
...日本の民衆はこれまでの時々刻々...
宮本百合子 「現代の主題」
...そが時々刻々にその光を変うるが故なり...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...時々刻々の変にしたがって行こうとする機会主義が本領でもあるらしい...
吉川英治 「私本太平記」
...易学（えきがく）のいうように、時々刻々、かわって行く...
吉川英治 「私本太平記」
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