...上は数え年で十二か十三...
梅崎春生 「魚の餌」
...数え年十歳(さい)になるまでは遊んでもよいというのが...
壺井栄 「二十四の瞳」
...日本ならば明治十二年卯歳の生れで数え年四十三(大正十年)になる訳である...
寺田寅彦 「アインシュタイン」
...十八(数え年)の時...
外村繁 「澪標」
...数え年六十であった...
外村繁 「澪標」
...私は数え年五十九...
外村繁 「澪標」
...作者は数え年で二十八歳...
豊島与志雄 「死刑囚最後の日解説」
...小生も本年数え年五十になった...
中里介山 「生前身後の事」
...数え年四歳(よっつ)になる郁太郎(いくたろう)を...
中里介山 「大菩薩峠」
...主人の第三女などは数え年で三つだそうだが...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...数え年の九つの時...
野村胡堂 「胡堂百話」
...数え年の六歳に本郷(ほんごう)小学校へ入学した...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...数え年の十三歳(生活年齢は十二年と五カ月)で尋常四年生の彼は原級留置(とめおき)を二度も喰った落第坊主だった...
本庄陸男 「白い壁」
...日本の数え年にすると四歳ないし五歳にあたる...
牧逸馬 「チャアリイは何処にいる」
...今年数え年五十歳になったが...
柳田国男 「故郷七十年」
...ゆき子は数え年二十二歳としてあった...
山下利三郎 「誘拐者」
...じつはまだ数え年の十七にすぎなかった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...数え年で二十歳の時...
和辻哲郎 「鎖国」
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