...稿を改めること三回に及んで...
石原純 「杉田玄白」
...猶詩には春寒とありますがこれは夏の時候に改めるつもりです...
上村松園 「芙蓉の花にも似た美しい楊貴妃を」
...別段態度を改めるということもなかった...
梅崎春生 「日の果て」
...僕の作品を書き改めることができましたね...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...悔い改めるように...
豊島与志雄 「操守」
...俺に悪いことがあれば何でも改める...
豊島与志雄 「人間繁栄」
...殆んど古本と面目を改める樣になつたが...
内藤湖南 「支那古典學の研究法に就きて」
...但し改めるのは商船だけで藩の持船になると検査は受けぬ...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...日を改めることにして...
火野葦平 「糞尿譚」
...改める必要はないが...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...折節(おりふし)年末の煤払(すすはら)いして屋根裏を改めると...
南方熊楠 「十二支考」
...第二は假名遣は發音的に改めると云ふことを爲し得るものである...
森鴎外 「假名遣意見」
...之を改めることは恐らくは不可能である...
柳田國男 「家を持つといふこと」
...よく老人たちが古い仕来りだ改めるわけには行かぬと力んでいるものの中にも...
柳田国男 「木綿以前の事」
...しかしこれを書き改めるがために費すべき時間は...
柳田国男 「山の人生」
...――あなたを妻に貰ってくれれば行状を改める...
山本周五郎 「やぶからし」
...無暗(むやみ)に改めると相手が信用しなくなるし...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...異教を改めることは致しませぬでな」信長は黙ってしまった...
吉川英治 「新書太閤記」
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