...それじゃ存分に言ってやろうと私もとうとうほんとうに腰をすえてかかるようにされていた...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...でんと腰をすえていた...
海野十三 「三十年後の世界」
...この宇宙艇は正にそのルナビゥムを埋めてある地点の頂上に腰をすえているんじゃ...
海野十三 「三十年後の世界」
...ここに腰をすえて仕事をするために...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...われわれをして腰をすえて意見...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...食堂車に腰をすえていた...
豊島与志雄 「奇怪な話」
...ローザは彼女の許(もと)に腰をすえてしまった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...」そして彼は枕頭(ちんとう)に腰をすえて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...しかしこういう方法しかないときまれば私はもう腰をすえてかかります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...なお腰をすえていたが...
吉川英治 「三国志」
...腰をすえてかかるためにも...
吉川英治 「新書太閤記」
...「まだお見えなさらぬか」彼はそこに憩(いこ)いながら床几(しょうぎ)に腰をすえているあいだも...
吉川英治 「新書太閤記」
...自分も煙草休みの腰をすえて...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...そこへ腰をすえていると又...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...水際(みずぎわ)の石に腰をすえていた...
吉川英治 「親鸞」
...ゆったりと腰をすえてみせた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...また、自分の来泊(らいはく)を知らぬのかと思った賛之丞が、いつの筆法にもなく、腰をすえて、自分を返り討ちにしようとする手段に出て来たのも、三五兵衛には意外だったが、あの弱いのを嘆じている仇(かたき)が、それくらいにまで育って来たかと思うと、ちょっと、愉快でもあった...
吉川英治 「八寒道中」
...「幾歳(いくつ)だろう、女は」東儀与力は、腰をすえて、考えこんだ...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??