...一ヶ所に腰をすえている人は見当らなんだ...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...そこにじっと腰をすえているんだね...
徳田秋声 「仮装人物」
...食堂車に腰をすえていた...
豊島与志雄 「奇怪な話」
...腰をすえているボートの腰板が...
中井正一 「美学入門」
...いよいよ本腰をすえて脚本の解釈にかかり...
久生十蘭 「ハムレット」
...それだけの腰をすえて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ここらに小屋でも建てて毎年やって来てすこし本腰をすえてやりたいと思っとるんで...
三好十郎 「樹氷」
...奥の上がりがまちに思い思いに腰をすえて...
吉川英治 「江戸三国志」
...どっかりと石に腰をすえて...
吉川英治 「銀河まつり」
...腰をすえておられるか」「いや...
吉川英治 「三国志」
...ここに腰をすえてもいられまい」彼の注意も...
吉川英治 「私本太平記」
...木の切株に腰をすえて...
吉川英治 「新書太閤記」
...腰をすえてかかるためにも...
吉川英治 「新書太閤記」
...どっかと石段に腰をすえて...
吉川英治 「親鸞」
...岩角へ腰をすえて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...ゆったりと腰をすえてみせた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...その後、独りでぽつねんとここに待たされていた時間も長かったので、すぐ帰りたかったが、臆しているように思われてもと、腰をすえて、「では、おもてなしに甘えようか」と、杯を取った...
吉川英治 「宮本武蔵」
...すっかり水木の家へ腰をすえて仕舞い...
蘭郁二郎 「魔像」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??