...彼女は打って出る性格だから、初対面でもすぐに仲良くなれる...
...この製品は品質が保証されているだけでなく、安価な価格で打って出るのが魅力的だ...
...再び商売に打って出ることになったからである...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...この種のものがまず読書界に打って出るのではあるまいかと思う...
海野十三 「『地球盗難』の作者の言葉」
...が早く「演芸放送」の時間に堂々と科学小説が打って出る日が来てもいいと思う...
海野十三 「『地球盗難』の作者の言葉」
...逆にあいつの方から打って出る積りかしら...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...特許銃と円錐弾と望遠鏡とをもって打って出る...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...いよいよ『ホトトギス』を東京に移して晴々しく文壇に打って出ることになってから...
高浜虚子 「子規居士と余」
...にわかに『ホトトギス』を世間体の雑誌に改革して競争場裡に打って出るというようなことは仲々難かしかった...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...少々御願があって参ったのですが」と今度は道也先生の方から打って出る...
夏目漱石 「野分」
...町会議員に打って出るのは...
火野葦平 「花と龍」
...相図をすれば打って出る用意をして待っています...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...(藤井滋司 宛)(一)将棋の【歩】にもいろいろあるが敵王頭にピシリと捨身に打って出る【歩】もあれば...
山中貞雄 「陣中日誌(遺稿)」
...決して味方から打って出るな」と...
吉川英治 「三国志」
...木曾路をへて尾張黒田へ打って出るやもしれません...
吉川英治 「私本太平記」
...「この不揃いな装備のまま打って出るのは如何(いかが)なもの?」と...
吉川英治 「私本太平記」
...わしが近江へ打って出る日まで...
吉川英治 「私本太平記」
...――この小人数で打って出るなどは...
吉川英治 「新書太閤記」
...不意に打って出る山越えの...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索