例文・使い方一覧でみる「手ぶり」の意味

...いろいろな手ぶりをし始めました... いろいろな手ぶりをし始めましたの読み方
芥川龍之介「アグニの神」

...九　手ぶり物まねなどして... 九　手ぶり物まねなどしての読み方
稗田の阿礼、太の安万侶「古事記」

...種々さま／″＼の手ぶり手まねをして... 種々さま／″＼の手ぶり手まねをしての読み方
鈴木三重吉「勇士ウ※［＃小書き片仮名ヲ］ルター（実話）」

...このパチンコをお前さんにくれてやってもいいが」俺は手ぶりで丸万の口をおさえながら...
高見順「いやな感じ」

...その秘訣を知らないと先生は来てくれないからね」お滝は手ぶり口ぶり忙がしく与八に説いて聞かせる...
中里介山「大菩薩峠」

...踊り連の妙（たえ）なる手ぶりで... 踊り連の妙なる手ぶりでの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...舞をする手ぶり足ぶりで... 舞をする手ぶり足ぶりでの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...「手ぶりなら、こちらへきてござんせえな、トトさんも、カカさんも、ニイも、ネエも、ボーも、マーも、みんな踊ってござんすわいなあ」やれやれよういな声が欲しいわいな「ちょいとこなあ」よう立つ声が声で人をや、迷わすはしょんがいなこれや名代（なだい）の大原女（おはらめ）、木綿小紋に黒掛襟の着物、昔ゆかしい御所染の細帯、物を載せた頭に房手拭、かいがいしくからげた裾の下から白腰巻、黒の手甲に前合せ脛巾（はばき）も賤（いや）しからず、「薪（たきぎ）、買わしゃんせんかいな」の姿は、以前の時によく見かけた... 「手ぶりなら、こちらへきてござんせえな、トトさんも、カカさんも、ニイも、ネエも、ボーも、マーも、みんな踊ってござんすわいなあ」やれやれよういな声が欲しいわいな「ちょいとこなあ」よう立つ声が声で人をや、迷わすはしょんがいなこれや名代の大原女、木綿小紋に黒掛襟の着物、昔ゆかしい御所染の細帯、物を載せた頭に房手拭、かいがいしくからげた裾の下から白腰巻、黒の手甲に前合せ脛巾も賤しからず、「薪、買わしゃんせんかいな」の姿は、以前の時によく見かけたの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...年はよれどもまだ気がわこて若いあねごのそばがよい水々しい老尼は、自分を唄っているのかひとごとか、手ぶり、足ぶり、歌の声までも浮き立って、さして行方は花の大原、花尻の森の忍びの踊り...
中里介山「大菩薩峠」

...相手の話しぶりだの手ぶりだの... 相手の話しぶりだの手ぶりだのの読み方
中原中也「心理的と個性的」

...その手ぶりのよさ――わたしは最近伊勢の古市（ふるいち）までいって... その手ぶりのよさ――わたしは最近伊勢の古市までいっての読み方
長谷川時雨「旧聞日本橋」

...農夫たちのあいだの知人に手ぶりで挨拶し... 農夫たちのあいだの知人に手ぶりで挨拶しの読み方
フランツ・カフカ　Franz Kafka 原田義人訳「城」

...身ぶり手ぶりでよく分かる... 身ぶり手ぶりでよく分かるの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「王冠の重み」

...身ぶり手ぶりで声高にへまをした給仕を突き出せと言うばかりだった...
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「謎の四つ指」

...その時の手ぶりは途中でわなわなふるえだし彼は蒼ざめて自分から溜息をついてしまった...
本庄陸男「白い壁」

...女の人にしては少し疎雑な手ぶりがあるが... 女の人にしては少し疎雑な手ぶりがあるがの読み方
宮本百合子「一日」

...思わず手ぶりを真似（まね）... 思わず手ぶりを真似の読み方
柳田国男「海上の道」

...平四郎の手ぶりは強硬な意味をもっていた... 平四郎の手ぶりは強硬な意味をもっていたの読み方
山本周五郎「山彦乙女」

「手ぶり」の読みかた

「手ぶり」の書き方・書き順