...山道を歩いていたら、慄然とした気持ちになった...
...彼女の歌声に聴き入っていたら、慄然とした...
...テレビで事件の映像を見たら、慄然とした気持ちがした...
...絶叫マシンに乗ったら、慄然としたが楽しかった...
...スリラー小説を読んでいると、慄然とした展開にドキドキする...
...この人造人間が殺害犯人とは……」一同は慄然(りつぜん)としてその場に立ち竦(すく)み...
海野十三 「人造人間事件」
...慄然としないではいられなかった...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...こいつ死んじまったんじゃないかしらん」黒衣婦人はただならぬ予感に慄然(りつぜん)とした...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...私は慄然たらざるを得ない事がしば/\ある...
相馬御風 「実物と模型」
...慄然(りつぜん)として...
太宰治 「グッド・バイ」
...おそらくは電信機の火花を散らして世界にめぐらした秘密触手を動かしているであろう英国大使館の姿が思わず慄然(ぞっ)と想像されてきたのであった...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...其間に於ける奸計猾策ハ実に人をして慄然たらしむるものあり...
田中正造 「非常歎願書」
...即(やが)て慄然(ぞっ)として眠(ねむ)たいやうな氣持(きもち)が血管中(けっくわんぢゅう)に行渡(ゆきわた)り...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...彼は慄然(りつぜん)として自ら言った...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...慄然(りつぜん)たる一つの観念が彼の精神を過(よ)ぎった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...マリユスは慄然(りつぜん)として立ち上がっていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...死ぬ積で覚悟を極(き)めてゐるんですもの」代助は慄然(りつぜん)として戦(おのの)いた...
夏目漱石 「それから」
...また自分には物思いが一つふえることになったのかと慄然(りつぜん)とした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...慄然(りつぜん)たる結果を見せている...
吉川英治 「大岡越前」
...慄然(りつぜん)となる胸(むね)をだきしめた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...慄然(りつぜん)とした...
吉川英治 「親鸞」
...こう慄然(りつぜん)とつぶやいた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...あれに立って慄然(りつぜん)としたまま...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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