...治承四年、長田入道が、惶懼、書を平忠清に飛ばして、東国将に事あらむとするを告げたるが如き、革命の曙光が、既に紅を東天に潮したるを表すものにあらずや...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...惶(あわただ)しく促すのだ...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...右は一つには苺作(いちごさく)が耕すに易(やす)く比較的利益多きところより権(ごん)も八も植付に急なりし結果当××市郊外のみにて約三千英加(エーカー)といふ苺畑出来候為め産出過多加ふるに今回の経済界の大恐惶に出会ひし事とて実際話しにならず候...
相馬泰三 「新らしき祖先」
...ことが」新人は酷く惶てたようにした...
田中貢太郎 「竇氏」
...恐惶(きょうこう)謹言...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...臣誠惶誠恐稽首頓首...
内藤湖南 「日本文化の獨立」
...愴惶(そうこう)と洞穴を逃れ出た...
中島敦 「悟浄出世」
...大体に於て惶(おそ)れ惑うた...
中島敦 「南島譚」
...孔寧と儀行父は惶(おそ)れ慌てて家にも戻らずに...
中島敦 「妖氛録」
...考へ事をして歩いてゐたれば不意のやうに惶(あは)ててしまいました...
樋口一葉 「にごりえ」
...真向のものをねらふやうな前かがみに愴惶しい大股ですすむのが癖だが...
牧野信一 「創作生活にて」
...惶(あわ)てて行燈の小抽斗を開けてみると...
室生犀星 「蛾」
...いくらか惶(あわ)てて声をへどもどさせるのである...
室生犀星 「幻影の都市」
...恐惶謹言(きょうこうきんげん)小李広花栄(かえい)「なんだ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...彼等は惶てて顏を見合せた...
若山牧水 「熊野奈智山」
...惶てながら私はそのあとに從つた...
若山牧水 「樹木とその葉」
...惶(あわ)てゝ其処を閉めたが...
若山牧水 「岬の端」
...惶(あわ)てて引っ込めて「氷の様だ」と云って笑った...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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