例文・使い方一覧でみる「御両所」の意味
スポンサーリンク...「御両所様にお目にかかりましたか？」... 
...「御両所の庭園はとても美しいですね...
...「御両所御殿は江戸時代に建てられた歴史的な建物です...
...「御両所への参拝はよく祈願が叶うと言われています...
...「御両所で行われるお祭りに参加するのが楽しみです...
...御両所のお帰りのあとで...
太宰治 「正義と微笑」
...まだ御両所にはそのことをお聞き召されなんだか...
中里介山 「大菩薩峠」
...御両所とも冷静にもどったのである...
野村胡堂 「胡堂百話」
...御両所」月まさに三竿（かん）...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...眼に見えぬ御両所の秘潜（ひせん）のお骨折があればこそ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...「何か、お奉行所の方へ、おことづけはありませんか」物蔭で、そっというと、左右太は、いつのまにか認（したた）めておいた密封のものを、お次の手にあずけて、「市川義平太か、小林勘蔵か、御両所のうち、どちらへか、しかと、手渡してくれ」と頼んで別れた...
吉川英治 「大岡越前」
...「陪席（ばいせき）におられる御両所は...
吉川英治 「大岡越前」
...一別以来の御両所に...
吉川英治 「私本太平記」
...御厨（みくりや）へ行ったお使いの御両所が...
吉川英治 「新書太閤記」
...恵瓊（えけい）どのだな」小六がいうと、「そうじゃ」と、彼方で答え、「――室の外より失礼なさし出口であるが、御両所の高声に、何を云い争っておられるかと案じられてのう」幾ぶん笑いをふくんでいるらしく、なおもそこに佇（たたず）んだまま、恵瓊（えけい）とよばれた僧はいうのだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...佐久間の御両所にも...
吉川英治 「新書太閤記」
...「――御両所のいわれた通り...
吉川英治 「新書太閤記」
...御両所のお心はよく分っておるし...
吉川英治 「新書太閤記」
...『――御両所、開城いたしたからというて、それで、何事も終るというわけのものでもあるまい...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...『御両所とも、お変りもなく、祝着（しゅうちゃく）に存じまする』『や、貴僧は』『赤穂表の遠林寺の祐海（ゆうかい）にござります』『オオ、和尚か』『大石様のお旨をうけ、江戸表へまいりまして、御舎弟大学様のお取り立てについて、いろいろと、手づるを求め、奔走いたしましたなれど、微力（びりょく）、如何とも望みを達せず、実は不首尾な御返事を持って、ただ今、お立ち寄り申したところでござります』『それを聞いて、主税どのは、失望のあまり落涙して居られたのか』『いいえ……ちと他（ほか）に』『他にとは、何か大事でも？』『家庭の些事（さじ）、おかまい下されますな』『家庭の事といえば、なお聞きずてにならぬ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...『先生！ 先生！』思わず、嗚咽（おえつ）して、呼ぶと、ちょっと振り向いて、『オオ、御両所、何かお忘れ物か』『いえ……そ、それではない...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
...「うッ……」粉（こ）になった瀬戸のかけらに、目をつぶされたのか一角は、片手で顔を抑えたままバラバラとそこを離れて大声に、「御両所ッ、今宵（こよい）のところは引きあげろ！」と、叫んだ後も目に手を当てて、虚無僧の入ってきた裏門から一散に外へ走りだした...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...ひとつ御両所のお力添えを借りるのじゃな」と...
吉川英治 「宮本武蔵」
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