...彼女は将来、彼女の家族の後胤を継ぐことになるだろう...
...彼は彼の帝国の後胤である...
...彼は後胤を持たないので、遺産を誰に残すか困っている...
...近年の調査によると、日本の後胤は年々減少している...
...王朝の後胤は、それぞれ王位継承のために競い合った...
...六代の後胤(こういん)...
芥川龍之介 「俊寛」
...その国王の正統なる後胤はこれを領有すべきもので...
大隈重信 「大戦乱後の国際平和」
...是佳運を後胤に及ばしめ給はんが為なり...
太宰治 「右大臣実朝」
...甲州の逸見冠者十七代の後胤(こういん)というところから甲斐源氏を取って...
中里介山 「大菩薩峠」
...西三条右大臣(光公)の後胤式部太郎源(みなもと)の年(とし)というものが陽明門で蔵人兼高(くろうどかねたか)というものを殺した...
中里介山 「法然行伝」
...爰阿波宰相中將(信成卿亂逆之張本)家人河勾八郎家賢(腰賢瀧口季後胤)引率伴類六十餘人...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...それより十六代の後胤(こういん)である伊達遠江守蔵人(とおとうみのかみくろうど)は従五位下常陸介朝宗(ひたちのすけともむね)どのに出づるこの――」「ああ...
本庄陸男 「石狩川」
...正面の高い処に立つて居るのが川上音二郎五代の後胤である...
正岡子規 「墨汁一滴」
...その後胤殖えて支那人となったと...
南方熊楠 「十二支考」
...最初の動植が同姓にして如何ぞ無数の後胤を遺し得んや...
南方熊楠 「十二支考」
...天女の後胤てふ美女争うて迎え入れ...
南方熊楠 「十二支考」
...自ら手を付けて生ませた後胤か...
南方熊楠 「十二支考」
...『西域記』十二にクサタナ国(今のコーテン)王は毘沙門天の後胤(こういん)という...
南方熊楠 「十二支考」
...すなわち漢の相国(しょうこく)曹参(そうさん)より二十四代の後胤(こういん)にして...
吉川英治 「三国志」
...相国曹参(そうさん)が後胤(こういん)で...
吉川英治 「三国志」
...蜀の劉璋(りゅうしょう)は漢の魯恭王(ろきょうおう)が後胤といわれ...
吉川英治 「三国志」
...何のなにがしの後胤(こういん)にて何処(どこ)そこの住人...
吉川英治 「新書太閤記」
...及ばねその先祖をたずぬれば桓武(かんむ)天皇第五の皇子葛原(かつらばらの)親王九代の後胤(こういん)――曲はすすみ...
吉川英治 「親鸞」
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