例文・使い方一覧でみる「廻り道」の意味
スポンサーリンク...その長い廻り道を短くするには... 
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...私は長い廻り道の末に...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...念のために廻り道して...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...廻り道をして蘆屋川の堤防の上へ出...
谷崎潤一郎 「細雪」
...廻り道して断崖の上に来て...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...道太は途中少し廻り道をして...
徳田秋声 「挿話」
...然しわたくしがわざわざ廻り道までして...
永井荷風 「※［＃「さんずい＋（壥−土へん−厂）」、第3水準1-87-25］東綺譚」
...廻り道をしてなりと何か一品――さしあたっての一夜の凌（しの）ぎになるものを買って戻れるものを...
中里介山 「大菩薩峠」
...そこは強（し）いては突破しないで廻り道をする...
中里介山 「大菩薩峠」
...おれはたぶんおまえを夢にも思わないようなところへ追いやってしまうであろう」ジョヴァンニは廻り道をして...
ホーソーン Nathaniel Hawthorne 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...歌を歌ひながら進むのも決してそれが廻り道でないこともなからう...
牧野信一 「新興芸術派に就いての雑談」
...それから廻り道をして増六へいらしった...
山本周五郎 「風流太平記」
...ほかを廻り道して行こう...
吉川英治 「上杉謙信」
...「あ……廻り道をすればよかった」お蝶に悔いの色がうかぶ...
吉川英治 「江戸三国志」
...さして廻り道にはならぬ...
吉川英治 「三国志」
...この間から閉まっている」「じゃあ廻り道だけムダでしたかな」「そうだね...
吉川英治 「私本太平記」
...なかで、穴山梅雪入道（あなやまばいせつにゅうどう）は、役目をおえたのち、主人の徳川家康（とくがわいえやす）にいとまをもらって、甲州北郡（きたごおり）へかえるところを、廻り道して、見物がてら、泉州の堺（さかい）に、半月あまりも滞在（たいざい）していた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...しかも廻り道したりするよりは...
吉川英治 「夏虫行燈」
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