...葉子の心は幌(ほろ)の中に吹きこむ風の寒さと共に冷えて行った...
有島武郎 「或る女」
...僕の札幌滯在が長くなつたのは長くなつたが...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...また札幌へ置き去りにもしかねなかつたので...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...私どもが札幌におりましたときに...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...その時分気心の合っていた札幌の芸者で君太郎という二十一になる自前の妓(こ)と...
橘外男 「生不動」
...最後の一句は将校に対するもの)〕二頭の白馬に曳かせた半幌の馬車で...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...札幌へ来訪されることを懇請した...
中谷宇吉郎 「『ケプロン・黒田の構想』について」
...札幌と東京を結ぶという大事業を起こした...
中谷宇吉郎 「『ケプロン・黒田の構想』について」
...現に札幌付近の泥炭地などは...
中谷宇吉郎 「泥炭地双話」
...実は昨年札幌鉄道局に...
中谷宇吉郎 「寺田先生の追憶」
...滝川(たきかわ)その他の札幌旭川間の要路に...
服部之総 「望郷」
...アイスクリームを、うまいと思ったのは、大人になってから、北海道へ行った時、札幌の豊平館で、量も、ふんだんに食った時だった...
古川緑波 「甘話休題」
...幌(ほろ)とはほんの名ばかりの...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...首をこごめるようにして幌の中にはいった...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...さらにその後ろに大型の幌馬車が数台あり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...目白押しに幌の中に坐った人びとは愉快そうにおしゃべりをつづけている...
山川方夫 「その一年」
...それから内地へ帰来後、夫人を喪い、数人の子女を親戚故旧に托し、独(ひとり)、福岡市外千代町(ちよまち)役場に出仕していたが、その後辞職して自分の娘の婚嫁先である北海道、札幌、橋本某氏の農園の番人となり、閑日月を送る事十三年、大正元年、桂内閣の時、頭山満、杉山茂丸の依嘱を受けて憲政擁護運動のため九州に下り、玄洋社の二階に起居し、後(のち)、大正六七年頃、対州(たいしゅう)の親戚某氏の処で病死した...
夢野久作 「近世快人伝」
...幌(ほろ)の中へことばを投げて...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
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