...背部に痛みがあるので、整形外科を受診した...
...スポーツ選手は、背部の筋肉を鍛えることが大切だ...
...この椅子は背部のカーブが合っていて、座り心地がいい...
...看護師は患者の背部に点滴針を刺す...
...警察は被害者の背部に証拠となる傷痕があったと発表した...
...背部(うしろ)の方(ほう)でくるくるとまるめて居(い)るところは...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...ツオイスは之を見て憐みを垂れ從來背部に殘つてゐた性の機關を前に移して...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...その礼壇の背部に...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...弾丸は左背部の肋骨にひっかかっているらしく...
海野十三 「省線電車の射撃手」
...観音のがらん洞の背部に彼を寝かせ...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「魂の喘ぎ」
...「実はこれから皆様と御一緒に観音の背部を開けようと思うのです...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「魂の喘ぎ」
...二人が背部へ手をかけようとした時...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「魂の喘ぎ」
...殊に中胸背部の末端にある皺襞(しわひだ)の意匠が面白い彫刻的の形態と肉合いとを持ち...
高村光太郎 「蝉の美と造型」
...正面または横側から牛の背部...
谷譲次 「踊る地平線」
...自然らしく耳の背部を掻いた...
谷譲次 「踊る地平線」
...背部に最もひどい傷があつた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...ぐったりとなった憐れな赤犬は熟睡した小児が母の手に衣物を脱がされるように四つの足からそうして背部へと皮がむかれた...
長塚節 「太十と其犬」
...この孔の排列が背部と腹部とで違って居ることは恰(あたか)も地下茎のそれに比して同様であります...
牧野富太郎 「植物記」
...次に背部の繃帯を解き膿を拭ふ...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...次に背部という順序を無視して...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...背部の電話のパイプのより塊(かたま)った壁にもたれながら煙草を吸って休んでいた...
横光利一 「上海」
...その背部には光る刃を持った繊手(せんしゅ)が静かに静かに振り上げられて行く...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
...あの横顔の美しさ、背部の力強さ、――背と胸とを共に見るときのあの胴体の完全さ――あの腕も腰も下肢もすべて横から見られたときにその全幅の美を露出する...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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