例文・使い方一覧でみる「小屋掛け」の意味
スポンサーリンク...二人は大きなテント張りの小屋掛けの前に来ていた... 
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...小屋掛けの四方の見張りに立て...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...また興行物の小屋掛けを専門にしている仕事師の仕事で...
高村光雲 「佐竹の原へ大仏をこしらえたはなし」
...谷中の家の庭にその材木を置き小屋掛けをしてやり始めたのだけれど...
高村光太郎 「回想録」
...その小屋掛けの最中に押しかけて行ってテントの割れ目から小屋の内部を覗（のぞ）いて騒ぐ...
太宰治 「作家の手帖」
...小屋掛けの中からは村の人が出たりはいったりしている...
田山花袋 「田舎教師」
...それに粗末な小屋掛けをして村の人たちは入りに行くのでありました...
土田耕平 「狐に化された話」
...前の露店と小屋掛けのあたりから起ったものに相違ないのであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...とある小屋掛けの中から跳（おど）り出した裸一貫の男がありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...露店が二三百出ますぜ」「…………」「夜の明けないうちから小屋掛けをしているに不思議はないが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...漸く八王子に小屋掛けしてゐるのを見付けて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その中では半永久的な小屋掛けで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...さて、小屋掛けを終り、万国旗と花飾りで幾分の装飾を加え、鼻眼鏡を掛けたペンギン鳥がタンゴ・ダンスを踊っている絵看板を掲げて、これからいよいよ呼び込みを始めようとしたが、なにしろ隣りの呼び込みは猛烈を極めて、今さら、タンボリンや笛などという手ぬるいことでは、とても及びもつかない有様である...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...小屋掛けしようと思ったが風雪が烈しくて...
松濤明 「槍ガ岳」
...きょう作業場の小屋掛けがとり払われたかと思うと...
「朝の風」
...こんな田舎（いなか）へ小屋掛けに来る芸人（たま）じゃあねえ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...やっと敷地に小屋掛けも済んで...
蘭郁二郎 「夢鬼」
...小屋掛けの監督をしていたが...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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