...美濃方面で出来る漆で塗った小判形の弁当箱で...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...小判形(こばんがた)で直径(さしわたし)七尺以上のものがあるという...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...八人が皆背に小太夫のしるしをした小判形を垂れて居る...
長塚節 「菜の花」
...小判形(こばんなり)の桶(おけ)からざあと旦那の肩へ湯をあびせる...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...小判形の八五郎とか何とか言や――」「馬鹿野郎...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...小判形の八五郎とか何とか言や――」「馬鹿野郎...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...憚(はばか)りながら小判形の八五郎...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...憚(はゞか)り乍ら小判形の八五郎...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...平次は小判形の迷子札と睨めつこをしたまゝ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...読んでみな」小判形には出来ていますが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...平次は小判形の迷子札と睨(にら)めっこをしたまま...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...小判形の八五郎だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...小判形の八五郎こと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...小判形の八五郎だ」胸をドンと叩きますが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...小判形の門鑑(もんかん)が要るらしく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...小判形の門鑑を取出すにも及びません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...上野山内の黒門に小判形の寶を隱し...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...彎曲してかたちの崩れた小判形が...
久生十蘭 「春の山」
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