例文・使い方一覧でみる「小出し」の意味

...十五一ぺんに嘘をつかずに小出しにつくことにきめて... 十五一ぺんに嘘をつかずに小出しにつくことにきめての読み方
アントン・チェーホフ　Anton Chekhov 神西清訳「決闘」

...小出しに拾った様々な長所を... 小出しに拾った様々な長所をの読み方
アーサー・コナン・ドイル　Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳「緋のエチュード」

...少しづつ小出しにそれを引出させることはできたけれど... 少しづつ小出しにそれを引出させることはできたけれどの読み方
徳田秋声「花が咲く」

...小出しの巾着（きんちゃく）とをまとめて... 小出しの巾着とをまとめての読み方
中里介山「大菩薩峠」

...小出しの当座のお小遣（こづかい）まで心にかけて下さったのは... 小出しの当座のお小遣まで心にかけて下さったのはの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...それからザラ銭が相当小出しにしてあるところを見つくろっても... それからザラ銭が相当小出しにしてあるところを見つくろってもの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...小出しの智慧は持って居ないが... 小出しの智慧は持って居ないがの読み方
野村胡堂「青い眼鏡」

...当ったことだけを小出しに話す... 当ったことだけを小出しに話すの読み方
野村胡堂「胡堂百話」

...小出しの口で間に合ふなら... 小出しの口で間に合ふならの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...ほんの小出しの錢が少しばかりさ... ほんの小出しの錢が少しばかりさの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...小出しの智慧は出拂つてるよ」「ね... 小出しの智慧は出拂つてるよ」「ねの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...「味噌の小出しの瓶には... 「味噌の小出しの瓶にはの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...お夏さんは小出しの瓶（かめ）から... お夏さんは小出しの瓶からの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...未だまだ小出しに... 未だまだ小出しにの読み方
牧逸馬「双面獣」

...小出しに出しておきたいのやが... 小出しに出しておきたいのやがの読み方
正岡容「寄席」

...自分の能力を小出しにしないようにすることが長期建設の要件でなければならぬ...
三木清「自己を中心に」

...毎日の小遣は蟇口に小出しにして... 毎日の小遣は蟇口に小出しにしての読み方
水上滝太郎「大阪の宿」

...漸次小出しにまたそれを見せ合いながら進むまどろかしい均衡も... 漸次小出しにまたそれを見せ合いながら進むまどろかしい均衡もの読み方
横光利一「旅愁」

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