...彼は独断論者だから、人と意見が合わないことが多い...
...独断論を主張しても、結果的には失敗することがある...
...彼女は独断論を持ち合わせていないので、いつも周りの意見に流されてしまう...
...独断論を押し通すことで、人間関係がこじれることもあるので注意が必要だ...
...独断論者同士が衝突してしまい、話が進まなくなることがある...
...声明家は禅家のような独断論法を嫌います...
中里介山 「大菩薩峠」
...私は気づいているが、独断論は、誰にも適し得ない意見である...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...この主張は文学の理論は結局独断論であると信じてゐる人々には...
平林初之輔 「文学の本質について(一)」
...今日の階級的文学が闘争を生命とする事実を否認するために文学の目的は闘争でないといふ独断論をつくり出す必要もなければ...
平林初之輔 「文学の本質について(一)」
...この個別化から社会の貧困へと論断して行く独断論なのであり...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...独断論者のなすがごとく...
三木清 「科学批判の課題」
...思想の危機の叫びをもって我々に向って来るのはいつでもこのような独断論者である...
三木清 「危機における理論的意識」
...しかるに独断論とともに我々は純粋に理論的な領域から他の領域へ移されているのを見出す...
三木清 「危機における理論的意識」
...思想の危機の問題に関して何故にかくも独断論者がなお存在するであろうか...
三木清 「危機における理論的意識」
...我々は我々の経験において独断論者が最も多くの場合このような現象形態をとって出現するのに出会うであろう...
三木清 「危機における理論的意識」
...それは階級的独断論の叫びであるからである...
三木清 「危機における理論的意識」
...かくて独断論は思想そのものの立場から他のものへ転化してゆく...
三木清 「危機における理論的意識」
...思想に対するに思想をもってすべきであると主張した独断論は...
三木清 「危機における理論的意識」
...独断論が本質的にはなんら思想そのものの上に立つのでないからである...
三木清 「危機における理論的意識」
...独断論における理論より実践への転化がまさにそのことを教えるのである...
三木清 「危機における理論的意識」
...それは独断論者のことである...
三木清 「危機における理論的意識」
...これがあらゆる独断論の到着するところなのだ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...モンテーニュはここで哲学上宗教上の独断論を排するためにしばらくピュロン説をとるけれども...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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