...彼女は勉強に専一している...
...専一的な視点を持つ必要がある...
...彼は仕事に専一しているため、社交的ではない...
...専一に取り組むと、成果が上がることがある...
...専一な心構えで、問題に取り組む...
...やはり辛抱(しんばう)専一に苦労する外はあるまいと思ふ...
芥川龍之介 「雑筆」
...一カ月百円以上の能力ありや否を知るを専一とす...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...では御自愛専一に願ひます...
辻潤 「蒼馬を見たり」
...ただただ何事も心強く抛(なげう)たざるよう御心懸け専一(せんいつ)に存じ候...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...西洋近代の演劇は写実の芸風を専一にしているが...
永井荷風 「裸体談義」
...左様の心を起さず当分は御静養専一に可被成候(なさるべくそろ)...
中里介山 「大菩薩峠」
...すべて人間の我儘を抑えることにのみ専一なのですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...唄(うた)や三味線の稽古(けいこ)を専一と心得させるように見えた...
夏目漱石 「行人」
...私はついに彼の気分を落ち付けるのが専一(せんいち)だと考えました...
夏目漱石 「こころ」
...朝暮衣食の計に忙(いそかわし)くして心を専一にすること能(あた)わざるのみか...
福澤諭吉 「人生の楽事」
...芸道専一と身を占めて...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...あいなるべく金の儲からぬ工夫を専一にしおれば...
南方熊楠 「十二支考」
...それで御異存もなしという位に日頃からの心がけ専一に仕事をして置こうというのだからすごいでしょう? 太郎はこういう形容はごく感性的に...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...何はともあれ落度なからんこと専一で...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...御道中切角御自愛専一奉存候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...御用専一の篤実勤直の質が衆望を集めた結果といってよいだろう...
山本周五郎 「落ち梅記」
...今に至っては見台上にて手踊同様に扇をもって面白く拍子を合せ種々形を崩して古き名人達の心も知らず長々敷勝手気儘に上手振を専一とし...
山本笑月 「明治世相百話」
...たいていは輪切りにして体裁専一に錦手の鉢に盛りあげ...
山本笑月 「明治世相百話」
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