例文・使い方一覧でみる「宥恕」の意味

...彼女の謝罪を受け入れて宥恕した... 彼女の謝罪を受け入れて宥恕したの読み方

...彼の罪を宥恕することはできない... 彼の罪を宥恕することはできないの読み方

...宥恕するためには、相手への理解が必要だ... 宥恕するためには、相手への理解が必要だの読み方

...宥恕の心を持つことは、人間的な美徳の一つだ... 宥恕の心を持つことは、人間的な美徳の一つだの読み方

...宥恕は、和解や癒しをもたらす力を持っている... 宥恕は、和解や癒しをもたらす力を持っているの読み方

...自分は多くの友人から思ひがけない宥恕と尊敬とを受取ることゝなつた...
阿部次郎「三太郎の日記　第三」

...そしてワイトマンの宥恕（ゆうじょ）を哀願したのだった... そしてワイトマンの宥恕を哀願したのだったの読み方
海野十三「軍用鼠」

...高浜さんには礼を失した点も多かろうと思うが昔に免じて御宥恕（ごゆうじょ）を願いたい... 高浜さんには礼を失した点も多かろうと思うが昔に免じて御宥恕を願いたいの読み方
寺田寅彦「高浜さんと私」

...宥恕（ゆうじょ）を求めながら生きた頭をうち振った... 宥恕を求めながら生きた頭をうち振ったの読み方
ユゴー・ヴィクトル　Hugo Victor 豊島与志雄訳「死刑囚最後の日」

...きわめて宥恕（ゆうじょ）すべきほとんど罪なき快楽ではあるが... きわめて宥恕すべきほとんど罪なき快楽ではあるがの読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...どんなことをも理解し宥恕（ゆうじょ）してくれる... どんなことをも理解し宥恕してくれるの読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...理性に宥恕（ゆうじょ）を求めながら... 理性に宥恕を求めながらの読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...宥恕（ゆうじょ）すべき憤怒である... 宥恕すべき憤怒であるの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...対抗しながらもいかにそれを宥恕（ゆうじょ）すべきものであるかを感じ... 対抗しながらもいかにそれを宥恕すべきものであるかを感じの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...反徒らに対するひどい冷淡さを宥恕（ゆうじょ）するものである... 反徒らに対するひどい冷淡さを宥恕するものであるの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...彼が光明から投げ倒されてその宥恕（ゆうじょ）を願ったことも... 彼が光明から投げ倒されてその宥恕を願ったこともの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...彼は唯哀願して只管（ひたすら）に宥恕（ゆうじょ）を請うばかりである... 彼は唯哀願して只管に宥恕を請うばかりであるの読み方
中島敦「南島譚」

...不得已（やむをえず）賀状を以て拝趨（はいすう）の礼に易（か）え候段（そろだん）不悪（あしからず）御宥恕（ごゆうじょ）被下度候（くだされたくそろ）... 不得已賀状を以て拝趨の礼に易え候段不悪御宥恕被下度候の読み方
夏目漱石「吾輩は猫である」

...宥恕（ゆるし）を乞うような哀れな眼つきで院長の顔を振り仰ぐと... 宥恕を乞うような哀れな眼つきで院長の顔を振り仰ぐとの読み方
久生十蘭「葡萄蔓の束」

...宥恕を乞いたいと考えている... 宥恕を乞いたいと考えているの読み方
火野葦平「花と龍」

...たちまちもう死ぬほど胸が悪くなる（しかも決して宥恕（ゆうじょ）なんぞできる気持じゃない）という状態です――例えば... たちまちもう死ぬほど胸が悪くなるなんぞできる気持じゃない）という状態です――例えばの読み方
トオマス・マン　Thomas Mann 実吉捷郎訳「トニオ・クレエゲル」

...それでも十二年までの宥恕（ゆうじょ）があったのである... それでも十二年までの宥恕があったのであるの読み方
柳田国男「山の人生」

...あらかじめ御宥恕（ごゆうじょ）を仰いでおく... あらかじめ御宥恕を仰いでおくの読み方
吉川英治「随筆　新平家」

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