...虎髯(とらひげ)の生えた鬼上官だけはまだ何か不安そうに時々その童児をふり返っていた...
芥川龍之介 「金将軍」
...先頭に立ったのが吉岡虎髯(こぜん)将軍...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...虎髯(こぜん)逆立(さかだ)って川島公館に怒鳴り込んだ...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...虎髯(とらひげ)の四十男で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...虎髯(とらひげ)の四十男で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...虎の如き音声と吾から自慢してゐる虎髯の...
牧野信一 「サクラの花びら」
...もう虎髯もマバラに白い年齡のお年寄だ...
吉川英治 「折々の記」
...虎髯(こぜん)を逆だて...
吉川英治 「三国志」
...虎髯(とらひげ)を逆立て...
吉川英治 「三国志」
...例の虎髯(とらひげ)をさかだてて...
吉川英治 「三国志」
...虎髯(こぜん)の暴王が兵をあつめしきりと徐州の残党をあつめておると聞き...
吉川英治 「三国志」
...朱面虎髯(こぜん)...
吉川英治 「三国志」
...その虎髯(とらひげ)の中から大きく口をあいて...
吉川英治 「三国志」
...その虎髯(とらひげ)も張飛にまちがいはない...
吉川英治 「三国志」
...「あの虎髯(とらひげ)を生捕れ」と...
吉川英治 「三国志」
...虎髯(とらひげ)の武将がある...
吉川英治 「新書太閤記」
...虎髯(とらひげ)の中から眼鼻を出して...
吉川英治 「新書太閤記」
...治郎左衛門は、虎髯の中で、大きく舌うち鳴らして、「止(や)んぬる哉(かな)だ...
吉川英治 「新書太閤記」
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