...我輩も威張ることは好きだ(笑声起る)...
大隈重信 「平和事業の将来」
...肱(ひぢ)を張つて威張るのも変になつて来た...
薄田泣菫 「茶話」
...「威張るのですの...
太宰治 「彼は昔の彼ならず」
...近衛内閣ならば流石の軍部もあまり威張ることが出来なかろうし...
戸坂潤 「近衛内閣の常識性」
...本来威張るお方ではない...
永井隆 「この子を残して」
...生意気に威張る奴らがさ」「しかしそりゃ見当違だぜ...
夏目漱石 「二百十日」
...無暗(むやみ)に威張るんですもの...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...未来永劫(えいごう)威張ることが出来るとしたら...
野村胡堂 「胡堂百話」
...本人は決して馬鹿ではないと威張るのですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...田舎に帰って威張ることでも...
萩原朔太郎 「日清戦争異聞」
...世の中のことに就いては何にも知らなかつた私が……が未だやつと二歳になるんでは大して威張ることも出来ない――実際にその通り...
牧野信一 「〔編輯余話〕」
...威張るのが癖である為...
牧野信一 「武者窓日記」
...それを見た無茶先生は威張るまいことか...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...ブルジョア国のように威張ることなんか決してない...
宮本百合子 「従妹への手紙」
...「お前は自ら威張るほどの哲学者ではない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それが威張れば威張るほどツマラヌ奴に見えて来るし...
夢野久作 「父杉山茂丸を語る」
...戦場での功名手柄も、かぞえきれないほどあると、彼が威張るのも、嘘ではないのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...あんまり自慢して威張るから...
吉川英治 「宮本武蔵」
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