「奸」の意味
悪賢い
「奸」の例文(場面別)
- ビジネス彼は奸計を巡らせてライバル会社を出し抜いた。
- 歴史・文学その時代の権力者は、奸臣に囲まれていたと伝えられる。
- ニュース詐欺グループの奸悪な手口が明らかになった。
小説での「奸」の使い方
...其察二奸慝一、矜二孤寡一、折二強梗一、即是三徳實事...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...大奸と聖者とは價値を等しくする...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...どこまでも諸君が一致して奸策陰謀の撃破に当らねばならん」村長たちを或は教え訓し或は激励して...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...以て専断にして暴力無比金力推勢を濫用する悪奸極悪の市兵衛に不及や遠し...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...いや被害民に対する讒奸は自分に対するよりもさらに甚だしい...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...そういったとこだろう」抗日除奸団(じょかんだん)の仕業だろうと言う...
高見順 「いやな感じ」
...奸黠老獪(かんかつろうかい)外交の本家本元ではありながらも...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...魑魅魍魎(ちみもうりょう)をして以てその奸を容るる無く...
田中貢太郎 「牡丹燈記」
...何となく奸佞邪智(かんねいじゃち)な人物のように考えられて来たけれども...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...内地もまた自然と彼らが奸を剥(はく)し公平の交易に帰すべし...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...奸小の徒をして最も玉座に親近し易からしむ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...どんな奸策をめぐらそうと...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...これは奸悪な無智でしょうか...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神の剣」
...依然として小人奸者(しょうじんかんじゃ)に大切な政治を任せ...
山本周五郎 「花も刀も」
...聞きましょう」「金兵衛ら三名は暗殺のとき」「暗殺ではない斬奸だ」と兵部がするどく遮(さえぎ)った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...二奸の誅戮(ちゅうりく)を帝にすすめたのであった...
吉川英治 「三国志」
...君側の奸(かん)を一掃してのうえでなら...
吉川英治 「私本太平記」
...奸策(かんさく)をえがいていた呂宋兵衛(るそんべえ)が...
吉川英治 「神州天馬侠」
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