例文・使い方一覧でみる「夢物語」の意味
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...彼女はいつも夢物語を話してくれる...
...夢物語のような恋をしたいと思っている...
...この映画はまるで夢物語のようなストーリーだ...
...アリスの冒険は夢物語の世界に迷い込んだような気分にさせる...
...こんな夢物語（ゆめものがたり）をいつまで続（つづ）けたとて致方（いたしかた）がございませぬから...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...恐らく彼等にとりて一篇（いっぺん）の夢物語に過ぎないであろう...
Ｗ・Ｓ・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...硯友社は漸次に凋零（ちょうれい）して今では全く過去の夢物語となった...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...夢物語はいい加減にして貰いたいね...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...彼の夢物語は作為のウソで...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...それに私の見る夢！ それがまた――』『ひとつその夢物語を聞かして下さいませんか...
大倉※［＃「火＋華」、第3水準1-87-62］子 「むかでの跫音」
...てもなく夢物語、いいえ、でも、あの晩に哀蚊の話を聞かせて下さったときの婆様の御めめと、それから、幽霊、とだけは、あれだけは、どなたがなんと仰言（おっしゃ）ったとて決して決して夢ではございませぬ...
太宰治 「葉」
...夢想兵衛（むそうべえ）の「夢物語」でも...
寺田寅彦 「科学と文学」
...これは今のところでは一場の夢物語のようであるが...
寺田寅彦 「地図をながめて」
...以下渡邊崋山は「愼機論」を書き高野長英は「夢物語」を著はし...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...この現実を夢物語でないとしたならば...
中里介山 「大菩薩峠」
...いつも思ひ出すのはこのあはれに悲しげな昔の騎士の夢物語である...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...富岡には夢物語のやうでもある...
林芙美子 「浮雲」
...嗤われるのを覚悟の上で一応その夢物語を届けて置こう――苦笑した父親が...
牧逸馬 「双面獣」
...夫人はその夢物語をはじめた...
牧逸馬 「チャアリイは何処にいる」
...もはや夢物語も同様...
山本周五郎 「山彦乙女」
...夢物語でないことを...
山本周五郎 「山彦乙女」
...桃源（とうげん）夢物語...
吉川英治 「江戸三国志」
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