...」その小娘が世界中の一番縹緻(きりやう)よしだつたか...
薄田泣菫 「茶話」
...どのような縹緻(きりょう)の婦人だか...
中里介山 「大菩薩峠」
......
野口雨情 「都会と田園」
...ガラツ八が言ふほどの美い縹緻(きりやう)ではありませんが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...なか/\の不縹緻ですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...淡い縹渺(ひょうびょう)とした抒情味である...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...縹渺(ひょうびょう)の詩境に遊ぶこともまた楽しみである...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...梅雨(つゆ)去りぬ先づ縹草初夏の瞳を上げて喜びを云ふ梅雨が上つていよいよ夏だといふはればれしい感じは恐らく凡ての草木の抱く所であらう...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...けれども縹緻はよかつた...
水野仙子 「散歩」
...女に振られるといふことはその瞬間から女が二倍の縹緻を發展してくるものだからであつた...
室生犀星 「はるあはれ」
...あんな縹緻(きりょう)よしがさ...
矢田津世子 「凍雲」
...縹緻よしとはいえないが...
山本周五郎 「古今集巻之五」
...「あのとおりの縹緻(きりょう)で...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...気はしもきくし縹緻も悪くない...
山本周五郎 「寒橋」
...あとから考えると誠にユッタリした神韻縹渺たる感じが今に残っている...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...あのくらいの縹緻(きりょう)の美(い)い玉というものが...
吉川英治 「江戸三国志」
...娘も縹緻(きりょう)のよい方だった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...縹緻(きりょう)のよさも優(すぐ)れながら...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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美しい目鼻立ち あっちにもこっちにも 品質低下
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