...お蓮さんのように好縹緻(ハオピイチエ)だと...
芥川龍之介 「奇怪な再会」
...大(たい)そう美(うつく)しい御縹緻(ごきりょう)でございますが...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...その上ひどく縹緻(きりょう)が悪いのだ...
江戸川乱歩 「悪霊」
...ヴァンデラー夫人の縹緻や...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「帽子箱の話」
...縹渺(ひょうびょう)とした水のうえに這(はい)ひろがって来た...
徳田秋声 「あらくれ」
...姉御の縹緻(きりょう)だってマンザラではねえし...
中里介山 「大菩薩峠」
...あれほどの縹緻を持ち乍ら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...唸(うな)つたほどのこれは好い縹緻(きりよう)です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...なか/\の不縹緻ですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...不思議に一種の新鮮な詩的情趣が縹渺してゐる...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...縹緻(きりょう)は中位だが...
羽志主水 「越後獅子」
...ことし十九になる惚々するような縹緻(きりょう)よしで...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...二人に劣らぬ縹緻(きりょう)よし...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...縹緻よしとはいえないが...
山本周五郎 「古今集巻之五」
...縹緻(きりょう)よしだわ...
山本周五郎 「契りきぬ」
...男か不縹緻者(ぶきりょうもの)なら...
吉川英治 「江戸三国志」
...もとより息子の嫁の縹緻(きりょう)や気だてなどより...
吉川英治 「三国志」
...ひと目見た者はみんな一ト目惚れする縹緻(きりょう)よし...
吉川英治 「新・水滸伝」
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