例文・使い方一覧でみる「垂れ幕」の意味

...赤い垂れ幕が何本も下っていて... 赤い垂れ幕が何本も下っていての読み方
海野十三「恐怖の口笛」

...垂れ幕の奥では、かすかな音が、ときどき聞える... 垂れ幕の奥では、かすかな音が、ときどき聞えるの読み方
海野十三「少年探偵長」

...そのうつくしい七色の垂れ幕がしずかに動いてゆく... そのうつくしい七色の垂れ幕がしずかに動いてゆくの読み方
海野十三「大空魔艦」

...黒天鵞絨の垂れ幕や絨毯をとり去って... 黒天鵞絨の垂れ幕や絨毯をとり去っての読み方
江戸川乱歩「黄金仮面」

...赤い窓、黒い垂れ幕、黒檀の大時計、すっかり同じです」刑事の一人が、けげんらしく呟く...
江戸川乱歩「黄金仮面」

...穹窿（アーチ）形の天井から下っている純白紗（しゃ）のように薄い垂れ幕……ふうわりと眼も醒めんばかりの羽根蒲団（クッション）が掛けられて... 穹窿形の天井から下っている純白紗のように薄い垂れ幕……ふうわりと眼も醒めんばかりの羽根蒲団が掛けられての読み方
橘外男「ウニデス潮流の彼方」

...頸筋をこちらに覗（のぞ）かせているロゼリイス姫の玲瓏（れいろう）さ！　白絹の垂れ幕の彼方ながら... 頸筋をこちらに覗かせているロゼリイス姫の玲瓏さ！　白絹の垂れ幕の彼方ながらの読み方
橘外男「ウニデス潮流の彼方」

...客から見えない垂れ幕のうしろにいて... 客から見えない垂れ幕のうしろにいての読み方
久生十蘭「ノンシャラン道中記」

...コン吉が杖にすがりながら垂れ幕の後ろによろけ込んで待つ間もなく...
久生十蘭「ノンシャラン道中記」

...やがて垂れ幕がさらさらとしまると... やがて垂れ幕がさらさらとしまるとの読み方
トオマス・マン　Thomas Mann 実吉捷郎訳「餓えた人々（習作）」

...何度も何度も垂れ幕が開かれねばならなかったし... 何度も何度も垂れ幕が開かれねばならなかったしの読み方
トオマス・マン　Thomas Mann 実吉捷郎訳「道化者」

...その赤い垂れ幕には... その赤い垂れ幕にはの読み方
トオマス・マン　Thomas Mann 実吉捷郎訳「ルイスヒェン」

...垂れ幕がまきあがる... 垂れ幕がまきあがるの読み方
トオマス・マン　Thomas Mann 実吉捷郎訳「ルイスヒェン」

...引きちぎられた垂れ幕であった... 引きちぎられた垂れ幕であったの読み方
トオマス・マン　Thomas Mann 実吉捷郎訳「ルイスヒェン」

...その中でも隣りの室（へや）との仕切りの垂れ幕には... その中でも隣りの室との仕切りの垂れ幕にはの読み方
夢野久作「ココナットの実」

...褐色ゴブラン織りの垂れ幕は... 褐色ゴブラン織りの垂れ幕はの読み方
夢野久作「暗黒公使」

...その扉（ドア）を垂れ幕ごと引き開いて... その扉を垂れ幕ごと引き開いての読み方
夢野久作「暗黒公使」

...神様の垂れ幕だの... 神様の垂れ幕だのの読み方
夢野久作「ドグラ・マグラ」

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