...向うの都合(つごう)を問い合せて見よう...
芥川龍之介 「路上」
...対山館へ登山に関する問い合せの手紙...
石川欣一 「可愛い山」
...変電所へ電話で問い合せて見ようと立ち上った瞬間...
海野十三 「白蛇の死」
...直ぐ三越に電話で問い合せてみたが...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「梟の眼」
...はじめて私に問い合せに来ても...
太宰治 「春の盗賊」
...家老は女の実家から何度問い合せがあるにもかかわらず...
橘外男 「棚田裁判長の怪死」
...パインクレストへ問い合せると...
谷崎潤一郎 「細雪」
...この間また問い合せが来たので...
夏目漱石 「行人」
...別段問い合せたり聞き合せたりする程に...
夏目漱石 「それから」
...此方(こっち)からわざわざ問い合せると...
夏目漱石 「それから」
...駅からトロを仕立てますがと云う問い合せである...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...あれから電話局へ何遍か問い合せましたが...
野村胡堂 「流行作家の死」
...ほとんどまったくKに問い合せをしたことがなかった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...役人から目付役へ問い合せがあると思いますが」「それは私に任せておけ」と甲斐が云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...知らせのないのを無事という風に考えて問い合せもしずにいた...
山本周五郎 「柳橋物語」
...さっそく鎌倉表へ問い合せを発したものの...
吉川英治 「私本太平記」
...そこへ、楠木河内守正成の到着――と聞え、またまもなく、総門外の額田為綱からも、「ただいま、河内殿の一勢が、御門外に到って、着到の届け出でにおよばれましたが、いかがなされまする?」と、問い合せてきた...
吉川英治 「私本太平記」
...問い合せてはみましたが――出家の身...
吉川英治 「源頼朝」
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