「哭」の意味
大声で泣く
小説での「哭」の使い方
...エリパズら三友人はヨブの不信的哀哭に接して...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...しかるに彼らはヨブの哀哭の語に接してその言辞に因(とら)えられてその心裡(しんり)を解する能(あた)わず...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...また「汝の哭く故は何ぞ」と問ひたまひしかば...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...またある時は孤独な運命を哭いてゐた...
薄田泣菫 「独楽園」
...常に哭泣を以て行と為す...
高木敏雄 「比較神話学」
...彼は過ぎしを思ひ出で慟哭しつゝ叫び曰ふ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...直面すれば何人でも慟哭してもしきれぬであろうこの実感を受けとることは出来ない...
峠三吉 「原爆詩集」
...鬼哭啾々のところ...
中里介山 「大菩薩峠」
...母ハ児(じ)ヲ哭ス……ある時...
中里介山 「大菩薩峠」
...その悲嘆と慟哭(どうこく)とのうちには...
野村胡堂 「楽聖物語」
...親分」動哭(どうこく)と嗚咽(おえつ)と歔欷(すすりなき)の中へ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...同樣に哀れな女の死に對する人々の態度もそんなには慟哭的でなく...
堀辰雄 「伊勢物語など」
...鬼が哭いているようで...
牧逸馬 「双面獣」
...抑揚ある哀哭(かなしみ)の声で...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「ウスナの家」
...シングの作中の老婆――自分等に生命を與へ、自分等を育て上げ、やがてはまた自分等の生命を奪ひ取つて行く海、その不思議な廣大な自由な水の國、その海が、その國が、彼女の男の兒を一人また一人と奪ひ取つて行くのを、ぢつと忍び耐へて、四方の水平線上から遠く攻め寄せて來るその響きに聽入つてゐる老婆、彼女は自分の運命を悲しみもし、哭きもしても、その底には深い諦めがある...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...貴妃は哭(な)いて...
吉川英治 「三国志」
...……張苞も死んだか」孔明は声を放って哭(な)いたが...
吉川英治 「三国志」
...声をあげて慟哭(どうこく)した...
吉川英治 「源頼朝」
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