...現象に呼応する感覚があるだけで...
梅崎春生 「日の果て」
...それに呼応する見物席のみごとな怒号が――ワンワンと頭をしびらせ...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...こうして五六遍相呼応するが...
谷崎潤一郎 「The Affair of Two Watches」
...あんな風に互(たがい)に呼応することは出来なかったろう...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...判任官も之に呼応するらしいという状勢になって来た...
戸坂潤 「社会時評」
...やがて「批評」の禁止と相呼応するものとなる...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...幾分か彼我の胸裏(きょうり)に呼応する或ものを認める事ができたが...
夏目漱石 「明治座の所感を虚子君に問れて」
...与謝野鉄幹(よさのてっかん)の新詩社運動に呼応する積りで...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...笛を高くあげて呼応すると...
牧野信一 「酒盗人」
...何か彼等の頭に一勢に呼応する光に射られたかのやうに相携えて...
牧野信一 「円卓子での話」
...」みんながいちどに呼応する...
宮沢賢治 「オツベルと象」
...一五八〇年の序文と呼応するように仕組まれていること...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「内と外と呼応する...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...密議の目的というのは薩摩の西郷さんに呼応する挙兵の時機の問題であったが...
夢野久作 「近世快人伝」
...孫権はかならず呼応するにちがいない」と...
吉川英治 「三国志」
...(呉が呼応するときまったら...
吉川英治 「三国志」
...熊野の僧兵が呼応するし...
吉川英治 「親鸞」
...あたかもダンフォースのヒステリックな叫びに呼応するかのように...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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