...錦絵とはちがった別の味わいがあるものですが...
上村松園 「浮世絵画家の肉筆」
...からだを少しねじらせながら弾いている姿には味わいがある...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...味わいがあるとは決して思われない...
戸坂潤 「思想としての文学」
...提灯を点(つ)けて歩くからそこに味わいがあるのだ」「あんまり味わいもありませんねえ」「ぐずぐず言わずに早く歩け」「弱ったなあ」「弱ることはねえ...
中里介山 「大菩薩峠」
...美しい穏やかな味わいがあるとともに...
夏目漱石 「三四郎」
...弱い味があり顕著に酸っぱく苦く甘く味わいがあるか塩の香りのあるものは...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...万葉集のなかのすべての挽歌(ばんか)のいい味わいがあるのだろうと思われます...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...尽きぬ味わいがある...
宮本百合子 「科学の常識のため」
...玄人(くろうと)ともつかず素人(しろうと)ともつかぬ新しい味わいがあるね...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
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