...僕はこの批評家に敬意を表することを吝(をし)まないであらう...
芥川龍之介 「続芭蕉雑記」
...極端に倹約吝嗇(りんしょく)の私にとって...
太宰治 「家庭の幸福」
...其(その)物吝(ものをし)みが甚(いか)い損失(そんしつ)...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...」と先生はその吝(しみ)ったれを嗤(わら)うように苦笑した...
徳田秋声 「黴」
...そうした社会学者的功績に数えることに吾々は吝かではない...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...故に伯の性格は、老て益々発揮し、他の元老政治家が、或は客を謝して隠棲し、或は美田を買ふて子孫の計を為すの際に在りて、伯は其の門戸を開放して、社会の各階級と盛むに自由交通を行ひ、財を吝まず、労を厭はずして、八面応酬の活動を継続せり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...考証の事に関しては識者幸(さいわい)に教(おしえ)を垂(た)るるに吝(やぶさか)なることなかれ...
永井荷風 「江戸芸術論」
...宿賃が浮くなんぞは甚だ吝(けち)であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...寅五郎が吝(けち)なのと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ただもうお嘉代の世にも稀(まれ)なる吝嗇(りんしょく)に愛想を尽かし...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...彼は自分が吝ん坊になつたのだと信じた...
堀辰雄 「顏」
...わたしは吝嗇漢(シワンボウ)と目されて評判が悪かつた...
牧野信一 「幽霊の出る宮殿」
...互(たがい)に出(い)だし借すことを吝(おし)まなかったらしい...
森鴎外 「渋江抽斎」
...己は吝(けち)な野郎になってしまう...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...たとえば野心とか吝嗇(りんしょく)とかになると...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(b)野心・吝嗇(りんしょく)・残酷・復讐は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そのため私は自分がひどい吝嗇漢(りんしょくかん)になったような...
山本周五郎 「青べか物語」
...去定は「吝嗇漢(りんしょくかん)」と云って唾を吐いた...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
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