例文・使い方一覧でみる「名状しがたい」の意味


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...ある名状しがたい心の疲労に...   ある名状しがたい心の疲労にの読み方
芥川龍之介 「偸盗」

...と思えば他の男のことは不思議になんとも感じないのに、ただそればかりが愛情の妨げになって、名状しがたい、浅ましい汚辱を感じて堪えられない...   と思えば他の男のことは不思議になんとも感じないのに、ただそればかりが愛情の妨げになって、名状しがたい、浅ましい汚辱を感じて堪えられないの読み方
近松秋江 「うつり香」

...この名状しがたい合金を造るに協力する際に於て...   この名状しがたい合金を造るに協力する際に於ての読み方
ボードレール 富永太郎訳 「人工天国」

...彼は鶏卵(たまご)とも蛙(かえる)とも何とも名状しがたい或物が...   彼は鶏卵とも蛙とも何とも名状しがたい或物がの読み方
夏目漱石 「彼岸過迄」

...僕はその時高木から受けた名状しがたい不快を明らかに覚えている...   僕はその時高木から受けた名状しがたい不快を明らかに覚えているの読み方
夏目漱石 「彼岸過迄」

...何とも名状しがたい熱い涙が湧くやうに...   何とも名状しがたい熱い涙が湧くやうにの読み方
林芙美子 「夜福」

...なんとも名状しがたい感動に打たれてしまふ! まるで...   なんとも名状しがたい感動に打たれてしまふ! まるでの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」

...その声には何か名状しがたい感動的な響きがこもつてゐた...   その声には何か名状しがたい感動的な響きがこもつてゐたの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」

...僕は名状しがたい嬉(うれ)しさに雀躍(こおど)りしながら...   僕は名状しがたい嬉しさに雀躍りしながらの読み方
牧野信一 「吊籠と月光と」

...いってみれば毎晩ひとつずつ即席の難題を突き付けられているような何ともかとも名状しがたい辛さ...   いってみれば毎晩ひとつずつ即席の難題を突き付けられているような何ともかとも名状しがたい辛さの読み方
正岡容 「小説 圓朝」

...その顔には名状しがたいような...   その顔には名状しがたいようなの読み方
水野葉舟 「北国の人」

...笑ったりしている平穏な自分の内部に折々名状しがたい瞬間となって浮び出て来る...   笑ったりしている平穏な自分の内部に折々名状しがたい瞬間となって浮び出て来るの読み方
宮本百合子 「寒の梅」

...互の名状しがたい愛と共感とを愛している以上...   互の名状しがたい愛と共感とを愛している以上の読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...名状しがたい美しい無我で花びらを呼吸とともに収縮させ...   名状しがたい美しい無我で花びらを呼吸とともに収縮させの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...名状しがたい色調につつまれてゐた...   名状しがたい色調につつまれてゐたの読み方
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」

...何とも名状しがたい卒伍(そつご)の感情をふくんでいた...   何とも名状しがたい卒伍の感情をふくんでいたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...何とも名状しがたい物音と凄愴(せいそう)の気にくるまれて来たのであった...   何とも名状しがたい物音と凄愴の気にくるまれて来たのであったの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...名状しがたい人間の悲鳴が起った...   名状しがたい人間の悲鳴が起ったの読み方
吉川英治 「平の将門」

「名状しがたい」の読みかた

「名状しがたい」の書き方・書き順

いろんなフォントで「名状しがたい」


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おそらく   価値を増す   旗頭  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

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